住宅工法/耐震住宅・住宅工法

第3回 構造・工法の特徴を知る!(3ページ目)

構造、工法にはそれぞれに特徴があります。工法によって、長所や短所、工期やコストにも違いがでてきます。自分たちのライフスタイルに合わせて選択することが大切です!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド


佐川が走る!ページ3
 

「ガイド・佐川の一言アドバイス!」


「家を建てたいと思う人はまず、お金とローンが気になる所でしょう。そして次に間取りでしょうか。構造・工法に気を留めるのは多少勉強を始めてからの人が多い気がします。一般には長いローンを組むわけですから、長いローンに耐えられる構造・工法を選ぶことが大切です。

以前は工法による違いが大きく見分けることができましたが、今は外観から見てもなかなか判断しがたくなりました。外観、内観とも化粧部材で覆ってしまうからです。

はじめに“長いローンに耐えられる工法を選ぶこと”と書きましたが、つまり自分達家族のライフスタイルの変化に耐えることのできる工法という意味で書きました。私は木造軸組(在来工法)で国産材を使った呼吸する家づくりをお勧めします。

木造軸組にはライフスタイルの変化にも容易に対応ができるという構造的な魅力があります。また日本は森林の国で豊富な木材があり、価格についても外材と比べてほとんど差はありません。『適材適所』とは山の言葉です。木も適材適所がもっとも自然で耐久性があるのです。日本の木を使うことで森へ還元でき、環境に対しての心配りは自分達の生き方の表現にもなるのではないでしょうか。」


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