住宅工法/耐震住宅・住宅工法

第3回 構造・工法の特徴を知る!(2ページ目)

構造、工法にはそれぞれに特徴があります。工法によって、長所や短所、工期やコストにも違いがでてきます。自分たちのライフスタイルに合わせて選択することが大切です!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

佐川が走る!ページ2
 

工法とは?

工法は構法の意味もあり、建物のつくり方を言います。木でつくられる住宅であっても材料や構成部材によって呼び方があり、一戸建ての工法は大きく分けて木造軸組(在来工法)、2×4、プレハブの3つです。これ以外にもありますが、住宅の着工数は少ないのでここでは除いています。

●工法の種類と特徴
工法 概要 特徴 注意点
木造軸組 柱と梁を組み合わせる日本の伝統的な工法。現在は筋違いや金物で補強する。 敷地対応力や間取りの自由度が最も高く、将来のリフォームや補修もしやすい。 現場作業が多いため、仕上がりの差が起きやすい。
2×4(ツーバイフォー) 2インチ×4インチの部材と合板でできたパネルで床・壁をつくり、面で建物を支える工法。 壁が面で構成されているため、耐震性や遮音性に優れている。気密性も確保しやすい。 開口部に制限がある。間取りの自由度やリフォームのしやすさもやや劣る。
プレハブ(パネル) 木質系 あらかじめ工場生産された部材やパネルを現場に運び組立てる工法。主要構造部の材質や組み立て方で大きく4つに分けられる。 2×4と同じく面で建物が構成されており、耐震性や気密性を確保しやすい 間取りの自由度や、リフォームへの対応で制限がある。
鉄骨系 鉄骨を用いることで、耐震性に優れている。プレハブの中では間取りの自由度や敷地対応力に優れている。 鉄骨は火災で一定の温度以上になると強度が急激に低下する。表面に結露が起きやすい。
コンクリート系 重量感がある。建物の強度が高く、耐震性を確保しやすい。遮音性にも優れている。 重量が重く、地盤補強が必要なことがある。
ユニット系 工期が短い。工場生産率が高く、施工による品質の差が少ない。気密性も高い。 敷地対応力に劣る。クレーン車の入れないところでは施工できない。

依頼先が建築設計事務所や工務店であれば、会社により得意不得意があります。全ての構造・工法に対応するところなのか、一定の構造・工法のみで対応するところなのか、事前に確認しておくとよいでしょう。
依頼先が住宅メーカーであれば、構造や工法はあらかじめ決まっています。デザインばかりではなく構造・工法もチェックしてください。

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