「気配を感じる住まい」は単なるブームではない?

主寝室奥にはリラクゼーションテラス。このような開口部の大きい空間の融合も高い空調性能が大前提になる
畳敷きの居室が減り、テーブルやソファに座る暮らしが当たり前になった一方で、今また日本ならではの住まいの良さが見直されてきた。例えば空間の大きさを自由に変えることのできる“引き戸”の活用もそのひとつ。

『パークコート虎ノ門 愛宕タワー』でも取り入れていたが、引き戸は扉と違って開け放たれた状態でも違和感がなく、限られた空間ごとの使い勝手を高めてくれる。

昨年話題になった「子供の頭が良くなる間取り」にもあったように、子供は個室に閉じこもるよりコミュニケーションの中で学び、成長するもの。例え自室にいても空間のつながりが親の気配を感じさせ、精神的な安心感につながるとも考えられている。

また『広尾ガーデンフォレスト』のモデルルームでは寝室脇にウェルネススペースという、入浴後のリラックスした時間を過ごす空間を提案していた。高級住宅の間取りは今後間違いなく、さまざまな空間がゆるやかなにつながっていくトレンドにあると思わせる一例である。

このような引き戸の活用あるいはスペースの融合は壁掛け式のエアコンでは正直限界がある。実現するにはやはり高性能な空調設備が不可欠だ。その答えのひとつが全館空調型システムだ。

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