高級マンション/ヴィンテージマンション・名作マンション

資産価値のセオリーと『青山パークタワー』

都心の代表的なタワーマンション「青山パークタワー」。周囲には高層建築物も少なく、渋谷駅5分とは思えない閑静な環境。300戸規模ながら規模の利益を凝縮したその魅力の源泉を探ってみた。

坂根 康裕

坂根 康裕

高級マンション ガイド

不動産情報コンテンツ『ファクトストック』運営。「住宅情報 都心に住む」元編集長。高級マンションを中心に取材、執筆活動等行う。

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青山通りを西にむかい、青山学院過ぎたあたりを右折。かつて「美竹町」と呼ばれていたこの場所は、現在都心を代表するタワーマンション「青山パークタワー」が建つ渋谷区渋谷一丁目である。

JR山手線他複数沿線が交差するターミナル駅「渋谷」より徒歩5分。利便性の高さもさることながら、住環境としても申し分ない。今回は、この「青山パークタワー」を題材に住宅用不動産の資産価値について考えてみよう。

三井不動産他数社が事業主、施工は三井建設。2003年3月に竣工している。34階建て総戸数314戸。建物上部のティアラをイメージした装飾が特徴に


不動産の資産価値

マイホームは、自分が住みたいと思った物件を買うのが一番いい。日々の行動範囲のなかの便利な場所に、過不足ない広さの家を選ぶ。それこそが充実した毎日をおくるための最適な手段だろう。

しかし、不動産ともなれば値が張る。そのため、人生設計における財産形成の役割を担い、あるいはリスクヘッジ(担保としての価値)という観点が入り、「できるだけ資産価値の高い物件を選びたい」と考えてしまう人が多い。たとえ昨今のように、地価は景気の波に翻弄され、大きく変動するものだと頭では分かっていても、である。

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