ビジネス英会話/英文ビジネスメール(E-mail)

I am writing~の使い方は?ビジネスメールの書き出し

「I am writing~」という表現は、英文ビジネスメールの前文(書き出し)によく使われます。英文では、宛先、件名、受取人名、頭語、前文、本文、末文、結語、差出人名(署名)で構成されます。「I am writing you reading」など書き出しの例文を見てみましょう。

竹村 和浩

執筆者:竹村 和浩

ビジネス英会話ガイド

「I am writing~」の使い方……英文ビジネスメールの例文

ビジネスメールの場合、書き出しのI would like to は、We would like to に、また、I am writing を、We are writing としても、OKです。但し、"We"を使いすぎると、自分がない無責任な印象を与えることがありますので、多用にはくれぐれも注意しましょう! 責任の所在が自分にあるというスタンスがメールを書くときにも大切です

「I am writing~」など……英文ビジネスメールの書き出し


英文ビジネスメールは、宛先、件名、受取人名、頭語、前文、本文、末文、結語、差出人名(署名)で構成されています。ここでは、前文の書き方をお伝えします。書き出しの一文は、メールの目的を明らかにすることです。目的に合わせた書き出しをマスターしましょう!   

英文ビジネスメールを発信する場合の書き出し例文

■「~の件につき、ご連絡申し上げます」
  • I am writing to you regarding ~
  • I am writing in regards to (your) ~
  • I am writing to you concerning ~

■「~いたしたくメールを差し上げました」
  • I am writing to ~(原形動詞)
  • I am writing to inform you
  • I am writing to ask you

■「~したいと思っております」
I(We) would like to (travel to your country)...

■「~のご紹介をいたしたく存じます」
I would like to draw your attention to ~(e.g. our new products...)

■「この手紙は~についてあなたにお知らせするものです」
This letter is to inform you that ~

■「~に(ご招待)させていただきます」
We are pleased to(e.g. invite) you to ~

■「~させていただきます」
It is our pleasure to (e.g. invite) you to ~
 

英文ビジネスメールを返信する場合の書き出し例文

返信の書き出しでは、In reply to~や、Regarding~などがよく使われます。In reply to/In response to /With reference to は、ほぼ同じ意味合いで使われます。他にも、「~についてですが」という書き出しとしては、With regard to/Concerning などがあります。

■「~を有難うございました」
Thank you very much for your (e.g. your e-mail...)

■「~して(する時間を取って)下さって有難うございます」
I appreciate very much the time you took to (原形動詞)

■「~でのご要望のとおり」
As you requested in ~(e.g. your e-mail of DATE,)

■「~を受け取りました」
We received your (letter of February 23...)

■「~をお知らせするのは誠に残念です」
We are very sorry to inform you that ~(e.g. your order of ***,)

■「~につきまして、お返事申し上げます」
This is in response to ~(I am writing to)(e.g. your e-mail...)
 

英語で書くビジネスメールのポイントは書き出しだけじゃない!

好印象なビジネスメールの書き方で気をつけたいのは、もちろん書き出しだけではありません。メールの本文では、次の4つのポイントを押さえて書いていきましょう。
 
  1. 結論から先に書く
  2. 事実のみを簡潔に列挙する
  3. 相手への依頼を具体的に指示
  4. Level of politeness(丁寧さの度合い)

特に4つ目のポイントは英語が母国語でない日本人にとっては難しいところではありますが、ある程度の目安を持つことは可能です。TPOをわきまえ、マナーを守ったメールを送れるようになりましょう。こちらの記事「「拝啓」を英語で表現するには? 英語ビジネスメールの書き方」でより詳しく解説しているのであわせてご参照ください。

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