もっともっと助成内容を拡大してくれると良いな
その他の市町村は以下のようになっています。
■Nグループ(小学校就学まで通院も助成+小学1年から所得制限あり)
三浦市
■Oグループ(小学校就学まで通院も助成+4歳から所得制限あり)
茅ヶ崎市
茅ヶ崎市は平成19年4月と平成20年10月に2度も内容を改定していますが、その割には助成対象があまり拡大されていません。今後の更なる拡大を期待しましょう。
■Pグループ(小学校就学まで通院も助成+3歳から所得制限あり)
開成町
■Qグループ(小学校就学まで通院も助成+1歳から所得制限あり)
横浜市、川崎市、横須賀市、逗子市、小田原市、大井町
政令指定都市の横浜市と川崎市は、通院は小学校就学までとなっています。しかも、所得制限がないのは0歳児だけで、1歳から早くも所得制限ありとなっています。お隣の東京23区などとは大きな違いがあるので、子育て世代にとっては居住地を選ぶ際の大きなポイントになりそうです。
■Rグループ(小学校就学まで通院も助成+所得制限あり※時期不明)
南足柄市、真鶴町
南足柄市と真鶴町は所得制限をもうけていますが、何歳からなのかがホームページで確認できませんでした。2年前の調査時は南足柄市は1歳から所得制限ありとなっています。
■Sグループ(小学校就学まで通院も助成+一部負担金あり)
湯河原町
湯河原町は神奈川県の各市町村で唯一一部負担金があります。4歳から小学校就学までの通院が1回につき200円(調剤は除く)、4歳から中学3年までの入院が1日につき100円となっています。この一部負担金は以前はなかったのに平成20年10月から新たに導入しています。一部負担金の額は大した額ではありませんが、他とは子育て支援に対する考えや財政状況に違いがあるのでしょう。所得制限については確認できませんでしたが、2007年の調査では所得制限なしとなっていました。
■その他
松田町
2008年は三浦市、松田町、真鶴町の3市町について助成内容をホームページで確認できませんでしたが、三浦市と真鶴町はその後記載されるようになりました。しかし、松田町だけは相変わらずホームページ内に記載していないようです。
神奈川県の各市町村では、助成制度の内容が実に19パターンにもなることがわかりました。2年前が15パターンだったので、市町村による違いが更に複雑化しています。
各市町村には子供の医療費助成制度以外にも子育てを支援する制度があります。子育て世代にとっては、他の支援制度も十分に内容を確認しておく必要があります。これらの制度を上手く活用していけば、家計の負担を軽減させたり子育てのストレスを軽減させたりすることが可能になります。子供の医療保険についても助成制度等を含めて考えれば、少しは保険料が節約できます。
※通院の医療費助成期間で「小学1年まで」など学年で表記している場合と、「6歳まで」など年齢で表記している場合があります。ここでは各ホームページに記載されている表記のままにしていますが、例えば「小学1年まで」は小学1年が修了する3月末で全員一緒ですが、「6歳まで」となると子供によって小学1年の4月から3月まで幅がでます。生まれてからの期間は全員一緒になりますが、混同しないよう注意が必要です。
※医療費助成制度の詳細については、各市町村へ問い合わせて下さい。
【関連リンク】
・ 子育て支援情報サービスかながわ
・ 子供の医療費助成を比較!神奈川編2008
・ 東京都の子ども医療費助成を比較2010年!
・ 埼玉県70市町村の子ども医療費助成!
・ 千葉県56市町村の子ども医療費助成!
・ 子供の医療費助成を比較!活気の愛知県編
・ 子供の医療費助成を比較!注目の大阪府編