生後0ヶ月~24ヶ月の第1子を持つ母親を対象にした調査では、育児のための1ヶ月の生活費用総額は、平均1万2300円(「出産育児トレンド調査2003」リクルート)。項目別では、肌着以外の衣服が5200円と最も高く、次に粉ミルク代3900円、紙オムツ代3500円、おもちゃ2100円となっています。生活費以外の支出では、ベビーカー2万8000円、チャイルドシート3万5000円のほか、行事にかかる費用もあります。

毎月の生活費では、母子の体調や母親の就労状況などによっても異なりますが、粉ミルクだけで育てるような場合には費用も多くなります。子どもが成長するにつれ、ミルクを飲む量も増えてくるので、粉ミルク代の負担も増えていく傾向にあります。5ヶ月前後からは離乳食が始まるので、食器などを揃えたり、離乳食を買う費用がかかります。

メモリアルや行事関連としては、お宮参りの食事代や記念写真代などで1~5万円程度、お食い初めで鯛の尾頭付きなど料理などを用意する場合には5000~1万円程度、初節句の費用2~5万円程度、五月人形13万1000円程度、ひな人形18万1000円程度、などの費用がかかります。

共働きの場合には保育費がかかるため、専業主婦家庭よりも支出が大きくなる傾向にあります。こども未来財団「子育てコストに関する調査研究(2003年)」によると、フルタイムで働いている母親の場合、子どもが1~3歳の間にかかる保育費は年間約22万~29万円、月平均2~3万円程度の費用がかかっています。パートタイムの人は年間約12万~20万円、専業主婦の人は年間約6000~8万円となっています。

【上野 やすみ】

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