中国の首都、政治文化の中心・北京
北京のシンボル・天安門。毛沢東の肖像画が印象的
北京(ベイジン)は中華人民共和国の首都であり、上海、重慶、天津と並ぶ直轄市の一つ。総面積16800平方kmと、日本の四国ほどの広さの北京には、およそ2151万6千人の人々が生活しています(2014年末の統計)。うち6割以上が中心地である6区に集中しており、6区の人口密度は約8000人/平方 km、うち人口密度が最も高い西城区においては、25700人/平方 kmと、東京で最も人口密度の高い豊島区の21870人/平方 kmという数値を超える過密ぶりです。
北京の魅力1 何度訪れても見終わらない!見所の多さ
何回訪れても新しい発見のある故宮博物院
北京観光の魅力といえば、まず“見所の多さ”があげられます。北京には、1271年にフビライ・ハーンが大都として元朝の都城を築いてからおよそ800年間、中国の中心であり続けてきたという歴史があり、万里の長城、故宮博物院(紫禁城)を代表とした歴史遺産が数多くあります。さらに、北京は中国文化の中心地でもあり、世界的に有名な芸術家や文化人が活動することから、多くの博物館や美術館、芸術区が多数存在します。博物館だけでもおよそ170箇所とロンドンに次いで世界第2位。今後も新しい見所が登場していくことが期待されます。
北京の博物館については「北京の博物館」をどうぞ!
北京の魅力2 何回見ても見飽きない! 壮大なスケール
世界一大きな世界遺産・万里の長城「八達嶺」
観光スポットにいくと「想像していたよりも小ぶりだな……」とガッカリすることがありますよね。その点、北京の観光スポットは期待を裏切りません! ツアーでは万里の長城、故宮博物院、頤和園、天壇公園など、北京の世界遺産を2日ぐらいで廻るコースが組まれていますが、実はこの一つひとつを本格的に観ようと思ったら、一日かけても見切れないほどの充実ぶり。なので、北京ビギナーはまず、ツアーで北京の代表的な観光地を廻って大体の感じを掴んで、気に入った場所にはもう一度時間をかけて訪れる、というのがおすすめです。特に万里の長城や故宮博物院は、四季折々、何度訪れても新しい感動を与えてくれる人気のスポットです。