新緑の昼コース

外観。
風にたなびく暖簾。
京都の若き名店「祇園 にしかわ」。以前の記事では、冬の「夜コース」を御紹介しましたが、
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今回は春の「昼コース」を御紹介します。


昼のコース(八千円)から。


・八寸
八寸。
華やかな八寸。
まずは、新緑の八寸です。内容は、「鯛の粽鮨」、「筍の木の芽和え」、「車えび」、「菜の花」、「桜海老のかき揚げ」、「イイダコの早煮」、「たいらぎ貝の酢物」と、かなり充実。多種多様な料理達も素晴らしいですが、それぞれの質の高さと手の込みようが見事で、前回同様に驚かされましたね。

特に美しく整えられた鯛鮨は、大ぶりで食べ応えも抜群。他の料理も繊細さの行き届いた上品な味わいばかりで、これぞ京料理の粋、といったところ。柏の葉による新緑の演出も含めて、西川さんの卓越したセンスが光るスタートです。


・椀物
椀物。
桜型にカットされた人参と大根が美しい。
八寸の感動収まらぬ内に、椀物が登場! 椀種は「ヨモギのしんじょう」と「ノドグロ」です。

特筆すべきは、この「ノドグロ」。脂がノリノリで、今年に食べたノドグロの中では確実にベスト1。焼き目も香ばしく、これには、正直やられました。

また、「ヨモギのしんじょう」に使われているヨモギは、料理長のお父さんが採りに行かれたものとのこと。こういうエピソードを聞くと、やはり「料理は人との繋がりで生まれるもの」だと改めて思いますね。

次ページでは、独創的な料理の数々を御紹介します