お花見シーズン前に要チェック!

「ママ、あの花なあに?」
「桜よ」
(本当は梅です)
ココロ踊る春だというのに、こんな経験はありませんか?
「きれいな桜ね~」
「これは桃だよ」
「……」
桜と桃の開花が重なる地域も多いので、これはよくある話です。花もよく似ていますしね。

「いい香り~。桜ってこんなにいい香りがするんだぁ」
「あら?どう見ても梅なんですけど」
「うっ梅です梅。この香りはまさしく梅です……」
梅は最も早く開花しますが、東北北部や北海道などでは梅、桃、桜が同時期に咲いていることも多く(滝桜で有名な福島県三春町は、梅、桃、桜が一度に咲き揃うので「三春」となりました)、他の地方でも気候条件や花の種類によっては桜と梅を一緒に観賞できることもあるのです。


では、こちらの画像はどれが 梅? 桃? 桜?
※答えはこのページの下部をご覧ください


花の名前がわからなくても、愛でる気持ちがあれば十分ですが、何の花かわかればより一層楽しめますね。せめて梅、桃、桜の区別がつかないと、日本の大人として冷や汗タラリ……。見分け方を知っておくと安心です。


梅・桃・桜の違いって?

なんと、梅、桃(観賞用品種の花桃)、桜は「バラ目・バラ科・サクラ属」の植物! 似ているのも当然ですね。いずれも一重のものは花びらが5枚ですが、見分けるポイントは花の付き方と花びらの形です。


 
【 梅 】
・花柄(かへい)がないので、枝にくっつくように花が咲く。
・花芽が1節につき1個なので、たわわに咲くのではなくスカスカした感じ。
・花びらの先が丸い。


sakura3200.jpg
 
【 桃 】
・花柄がひじょうに短いので、枝に沿うように花が咲く。
・節の中央に葉芽があり、その両側に花芽が1個(つまり1節につき2個)なので、梅よりも華やかに見える。
・花びらの先が尖っている。


 
【 桜 】
・花柄がひじょうに長いので、枝からこぼれんばかりに花が咲く。
・花芽が房状についているので、花数が多くとても華やか。
・花びらの先が割れている。


このように花の付き方と花びらの形の違いに着目するとわかるのです。また、イラストやマーク化された花びらも、梅=丸、桃=尖っている、桜=先割れ になっていますから、それを思い出してみてもいいでしょう。種類によっては例外もありますが、基本情報として押さえておくと役立ちます。

※ページ上部の写真の答え :左側より、桃/桜/梅
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