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ウイスキー&バー/スピリッツの味わいと歴史

新しいジンに、ウイスキーを当てて遊ぶ(2ページ目)

ボタニカルに日本の煎茶、中国緑茶、グレープフルーツを新たに加えたビーフィーター24が発売された。ジントニックやマティーニといったスタンダードとともに、ちとウイスキーで遊んでみた。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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お遊びカクテル、ジントニック・山崎12フロート

24ジントニックの山崎12年フロート
これが24ジントニックの山崎12年フロート
ビーフィーター24のジントニックを試してみた。爽やかな柑橘系の甘みが心地よい。ならばと、これにエステリーな甘みのある山崎12年をフロートしてみた。
船木氏は苦笑しながらも、「人それぞれ、いいんじゃないですか」と答えてくれる。ジントニックはジントニック、山崎は山崎で愉しめばいいことで、こんな欲張った飲み方をする必要はない。でもこうした遊びからまた違った発想や味わいに飛んで行くこともある。船木氏はわたしのそうした遊びを理解してくれているから、上手に付き合ってくれる。

これ、なんともおかし気なカクテルなのだが、わたしは気に入ってしまった。もちろん最初は山崎12年の香味がグィッとくる。それから混ざり合った24トニックと山崎12年の甘みのバランスは悪くない。そして最後は24トニックを堪能する。一杯で三度おいしい。
邪道と言われるだろう。ジンとウオツカ、ジンとウイスキーといったダブルスピリッツのレシピはカクテルコンペティションの世界では歓迎されない。でも、こちとらコンペティションをしているわけではないもんね。

ジャパニーズマティーニの完成

ジャパニーズマティーニ
ジャパニーズマティーニと勝手に呼んでいる、24と山崎12年の1対1
ジンにラフロイグのようなスモーキーなシングルモルトをミックスして、スモーキーマティーニとかゴールデンマティーニとかいろいろな呼び方をされている。ならばと船木氏、「24と山崎12年の1対1ステアってのもありでしょう」と言ってつくってくれた。
これもなかなかいけるのだ。すっきり爽やかな味わいでほどよい甘みが感じられる。勝手に「ジャパニーズマティーニ」とわたしは呼んで、悦に入る。あー、今夜は酔いたいなー、って夜はこれからはじめようかしらん。

と、遊んでいたら、他のジンベースのスタンダードカクテルを試す前にいい気分になってしまい、ウイスキーばかりを飲んでしまった。実験中止。次の機会にギムレットとか他のカクテルを試してみようと思う。
皆さんもとりあえずバーで、ビーフィーター24ベースのカクテルを愉しんでいただきたい。ただわたしのような無茶はしないように。仲良しのバーテンダーが一緒に遊んでくれるのならいいけれど。それでもし面白いカクテルが誕生したら教えてほしい。

目黒の「BAR DAY BREAK」に関する記事はこちら、
「この店のこの一杯 第5回ウイスキー樽熟成のラム」

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