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ウイスキー&バー/ウイスキー、おススメのこの一瓶

推理作家が生んだシングルモルト 『謎2005 AEGIS』(2ページ目)

推理作家がブレンドするウイスキー『謎』。今年は福井晴敏氏の『AEGIS』が選ばれた。テイスティングする前に私が惹かれたのがラベル。格好いいのだ。数量限定販売で現在予約受付中。記事中のアドレスへどうぞ。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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ウイスタン
上/ご自身の作品『AEGIS』の味わいを照れながら話す福井晴敏氏。 下/美しい『謎2005 AEGIS』のボトル。
重厚な香味といったが、実のところウイスキー好きウケするもので、まったくもってフルボディタイプといっていい。
昨年までの『謎』はブレンデッドウイスキーだったが、今年は山崎のシングルモルトウイスキーとなり、モルト原酒の個性が強烈に感じ取れる。さて、福井晴敏氏の『AEGIS』の香味とは。

レシピはいたって単純。濃厚さはシェリー樽原酒をベースに、キーにスモーキー樽原酒を使い、サントリー独自の個性であるミズナラ樽原酒もヴァッティングされているところにある。フルーティな華やかさも感じ取れるが、全体的にはヘビーでスモーキーな余韻が長くつづく。

私はゆったりと飲みたいと思うが、自分自身の謎解きの時間の魔法の水となるかというと疑問だ。おそらく精神的にも肉体的にも気合い十分で、ちとフルボディタイプの力強さが欲しい時に飲むんじゃなかろうかと思う。

オンラインショップでどうぞ

『謎2005 AEGIS』は数量限定販売のシングルモルトでラベルも格好いいから、レアもののコレクションとして揃えておく手もあるだろう。ハードボイルド・ファンは福井作品とともに本棚に飾り、特別な日に封を開けるのもよい。

まあ私の場合は、酒は飲むもんだと思っているから、すぐに封を開けちゃうけどね。
いま予約受付中だ。600ml、アルコール度数43%、¥5.250。発売は10月4日だから、まだまだ間に合う。オンラインショップで受け付けているから、興味のある方はそちらをご覧になっていただきたい。 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
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