PR
ウイスキー&バー/ウイスキー、おススメのこの一瓶

新しい歴史の1ページを開く、樽熟成への挑戦 逸品。ウイスキー樽熟成の梅酒(2ページ目)

ヘンテコなと馬鹿にしたらいけない。梅酒をウイスキー樽に貯蔵して3年。たっぷりの果実味に樽由来のスッキリとした渋味が重なった秀逸な香味に驚かされた。新しい世界をイメージさせられた。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

PR
ウイスキーの樽はもともと内面を焼くことで熟成に必要なオークの成分を引き出している。ただ古樽を活性化させる場合、古樽内面を炎で燃やすリ・チャーと、遠赤外線で焙るトーストというやり方がある。“焙煎”というのはトーストのことを言う。


サントリーは、その焙煎した古樽に1年ものの梅酒を詰め、山梨県は甲斐駒ヶ岳のふもとの白州蒸溜所に貯蔵した。そして満3年寝かせて世に送り出した。


どうやらこの梅酒を育んだ焙煎古樽には、いまモルトウイスキーが眠っているらしい。
ということは、ひょっとすると世界初の“梅酒樽貯蔵モルト”なんてのが将来登場するかもしれない。あるいは大失敗になるかもしれない。またあるいは深くまろやかなブレンデッドウイスキーのモルトの一役を担うかもしれない。


なんとも夢のある話ではないか。いまシェリー樽やバーボン樽を使ったものが主流だが、梅酒樽仕上げ、というモルトウイスキーが誕生しても不思議でもなんでもない。


さて、それがいつの日になるのか。ウイスキーでもよし、甘酸っぱさに木香が溶け込んだ梅酒でもよし、ゆっくりと味わいながら、いい夢を見ようよ。
ちなみにこの梅酒は市販されてはいない。限定20,000本でオンラインショップで購入するしかない。どうかお早目に。騙されたと思って試してみて欲しい。


焙煎樽貯蔵梅酒 ¥3,000
容量:750ml/アルコール度数23度/生産総数・限定20,000本

サントリーオンラインショップ
商品のお問い合わせ
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2

あわせて読みたい

All About注目リンク

PR

ウイスキー&バー 人気記事ランキング

2024/04/26 更新
ランキング一覧
  1. 1ウイスキー・ソーダとハイボールの違い
  2. 2山崎蒸溜所100周年11/1950年代、戦後日本の酒場事情
  3. 3角瓶とともにおすすめの美味しいウイスキー
  4. 4ウイスキー「碧Ao」&「知多」ハーフボトル発売
  5. 5ハイボール考察/ウイスキーとソーダの比率
協力:サントリー

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます