パティシエが作る、最高峰のデセール
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写真奥の窓際には、琵琶湖と夜景を見下ろす特等席が |
デザートはチョイスとなります。ムースやシャーベット、フルーツサラダなど、あらゆる種類が揃います。この日は、選んだ2つ以外にも「サンふじのキャラメル煮 ヨーグルトクリームと爽快なレモンのシャーベット添え」、「甘酸っぱい苺を使ったミルフィーユにピスタチオのアイスクリームをアイスバー仕立てにして」、「本日のアイスクリームとシャーベットの盛り合わせ」、「季節のサラダフリュイにさっぱりとしたライムのジュレ」など、これほど名前を見ただけで食欲をそそられるデザートメニューは初めてでした。「全部!」と言ってしまいたい欲求を何とか抑えて、一人一品をチョイス。
・マルカルポーネのクリームとコーヒーのシャーベット、黒糖のクランブル |
素朴なおいしさに、上質なスイーツを合わせて |
実はガイドはかなりのクランブル好き。あの、甘く、ぼそぼそとした粒の食感がたまらなく好きなのです。特にこれを滑らかなムースやクリームと合わされると、もうノックアウト。マスカルポーネのコクをいかしたクリームに、絹のように滑らかな食感で苦味ばしったコーヒーのシャーベット。最高の組み合わせです。
・マンジャリのムースショコラに生姜とマンダリンオレンジのアクセント |
パティスリーではできない、レストランのデセールです! |
そしてこちらも素晴らしい「作品」。そう呼びたくなるくらい完成度の高いデザートなのです。大きなムースの上にちょこんと乗せられた小瓶は、これまたショコラで出来ていて、中にはソースが。これをかけていただくと、また違った味わいに。酸味のきいたマンジャリショコラに、さらにアクセントを加えるという、アグレッシブなデザートです。
・ハーブティーとプティフール |
帰りを気にせずに済むというのが、最高の贅沢 |
食後の飲み物をコーヒーや紅茶、ハーブティーから選び、プティフールと共に。眼下に琵琶湖を臨む夜景は、湖の部分だけが暗く、いっそう街のきらめきを引き立てています。鎮静作用もあるさわやかなハーブティーを飲み、夜景を存分に堪能したら、部屋に戻ってゆっくりと休みましょう…。
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爽やかな朝にいただく朝食をご紹介。