中国茶/中国茶関連情報

喜喜茶(きちゃ)のお茶の楽しみ方(4ページ目)

奈良で3年前から出張茶館を始めた藤永絵美子さん。その喜喜茶でのお茶の楽しみ方や取り組みなどをお聞きしました。

執筆者:平田 公一

出張茶館オープン



出張茶館はでかけていって茶館を開いてしまうこと


中国茶を習い始めた当初からずっとお店がやりたいと思っていた藤永さんは、お店のスペースなどもあれこれ探したそうですが、残念ながら、「ここだからやりたい」と思えるような場所に出会えずにいたそうです。

「自分だからやれるスタイルっていうのがなかなか見えてこなかったというのもあるのですが、体調を壊して仕事を辞めたあと香港で学んだ点心の美味しさに感激して「お茶と点心」というのでいこう!と思いたったら待てなくて、場所がないなら作ってしまえと」手づくり市に出展したのが出張茶館の始まりでした。

手づくり市の出張茶館に来てくださる方は、本当に通りがかりの人。「中国茶」って聞いたことはあるけど機会がなくて本格的に飲んだことはないという人がほとんどだったそうです。だから、「こんなところで体験できるなんて」といつも喜んでいただけたのだそうです。

「お店の場合だとお客さまを待つという姿勢になりますが、市での出張の場合は逆。なので中国茶との最初の出会いとなる方が多かったのだと思います。」と藤永さんはおっしゃいます。



美味しい中国茶や香港点心が気軽に楽しめる


そのほかには、依頼をいただいてお茶を飲む空間を作りにいくこともされていました。例えば、赤ちゃんがいらっしゃって外ではなかなかゆっくりお茶が出来ないという方が友人達が遊びに来られる時のお茶時間に、とか、写真家さんが個展に来られるお客さまのためにお茶を飲んでもらう空間を作ってほしい、とか、教会の集まりで何か面白いことをしたいけれど、中国茶というものを体験してみたい、とか、その依頼はさまざまだったようです。

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