喜喜茶のこれから
お茶の時間と空間を楽しんでもらいたいと話す藤永さん
藤永さんのこれからのプランをお聞きしてみたところ、「お茶を飲んでもらえる茶館の日を作ったり、器作家さんやお菓子づくりの方との饗宴などお茶プラスαのところでいろいろ楽しいことをしていきたいと思っています。お茶会も中国茶だけでなく日本の茶道や着物も取り入れたものも考えています。」とアイディア盛りだくさん。
「「喜喜茶」では「お茶の時間と空間を楽しんでいただく」。それが一番に考えていること。日常も特別な時もお家で茶の葉とお湯（水）でいれたお茶を楽 しんでもらいたい。もっとお茶を好きになってもらいたい。」と藤永さん。
「日本では昔はどの家でもお茶を家族で楽しむ時間があったと思うのです。自分が出産してからなおのことそういう時間の大切さを感じます。」そんな風に感じた藤永さんは、小さいお子さまのいらっしゃるお母さんやお父さんにも楽しんでいただけるようにベビースペースも作ったのだそうです。
家族でお茶を、一人の時もお茶を
そんな彼女に「好きなお茶の魅力」について一言お聞きしたところ、「私は味や香りといったお茶そのものよりも、お茶をいただいた時に感じるほっとするような気持ちや、誰かと一緒にいただいた時に共有できる感覚や、食べ物を引き立てる力など、お茶がもたらしてくれる力が好きです。だから、家族でお茶を。一人の時もお茶を。誰かのためにお茶を。そういうお茶の楽しみを伝えていけたらと思っています。」という回答が帰ってきました。
お茶は目的でもあり、またその手段でもあります。お茶を媒介に人と人とのつながりが広がって、楽しく豊かな気持ちになれる。それはとても素敵なことですね。そんな藤永さんの喜喜茶の活動が、これからも続いていくことを応援したいと思いました。
喜喜茶（きちゃ）
住所：奈良市西千代ヶ丘３-12-20
電話：0742-49-7331（FAX共用）
ＨＰ：http://ichi-go-ichi-e.com/
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