吉田山大茶会ってどんな雰囲気?

厄除けや縁結びで知られる吉田神社の境内で結ばれるお茶との縁

厄除けや縁結びで知られる吉田神社の境内で結ばれるお茶との縁

1587年の北野の大茶会から400年以上の年月が経った今、生活の中でお茶の楽しみ方は大きくひろがりました。現代のライフスタイルに合わせて進化したお茶の飲み方も不可欠なものですが、伝統的なお茶やお点前、茶道具など、同じくらい大切に伝えていきたいものがあります。

2013年の京都吉田山大茶会は、6月1日と2日に吉田神社の境内にて開催されました。中国茶、日本茶をはじめ、韓国、アフリカ、ニュージーランドなど、様々な国の特色あるお茶が持ち寄られ、緑豊かな吉田神社の境内に並びます。

スプーン1杯の茶葉と湯呑みだけでおいしく飲める、相馬茶陶工房の急須碗

スプーン1杯の茶葉と湯呑みだけでおいしく飲める、相馬茶陶工房の急須碗

その昔、豊臣秀吉が開催した北野の大茶会では、高札の文面に「北野(神)社の森において10月1日から10日間にわたって大茶の湯を開催する。茶の湯に関心のある者は身分を問わず、釜一つ、釣瓶一つ、あるいは抹茶でなくても焦がしても構わないから茶の湯を始めること、たとえ外国人であっても数寄を心がける者は参加すべし」とあったことを連想させてくれます。

現代風にすると「お茶に興味がある人は、初心者も茶道家も関係なく、スプーン1杯の茶葉と湯呑みでもお茶を飲んでみること。失敗しても構わないからまずは試してみること。全然お茶のことを知らない人も参加してみよう。」といったところでしょうか。

まさに、21世紀版京都吉田山大茶会の雰囲気そのものです。