中国茶/中国茶館・茶藝館・カフェ

Notre Chambre(仙台)で台湾烏龍茶を(2ページ目)

仙台郊外にあるフランス風の素敵なカフェ、Notre Chambre(ノートルシャンブル)。ここで台湾の烏龍茶が美味しくいただけます。

執筆者:平田 公一

YAGUI

若い女性やカップルにとって本当に和みの時間を与えてくれるこの店のメニューに台湾茶が加わったのは、台湾で茶修行をし、さらに東京の台湾茶専門店でチーフとしてお店を切り盛りした経験を持つ伊藤忍さんが、このNotre Chambreのスタッフとして参加するようになったからなのです。

彼女のお茶の知識は半端ではなく、経験と理論に裏打ちされた彼女の茶への視線は、すばらしいものがあります。

そんな彼女が選んだ台湾のお茶は、凍頂烏龍、東方美人、プーアール熟茶、四季春などです。台湾の友人の手を経て送られてくるそれらのお茶は、「YAGUI」と名付けられた、それぞれにしっかりとしたプロフィールを持つ余韻が口に広がる美味しいお茶たちでした。

カフェオレボールで凍頂烏龍茶を

そんな忍さんが選んだ台湾茶YAGUIが、Notre Chambreで楽しめるようになりました。


台湾茶を飲む、しかも青茶だと如何しても「工夫茶」でという想像をするのですが、そこはフランス紅茶専門店。台湾茶もお洒落に白い陶器で作られたカフェオレボールでサーブされるのです。

早速御願いすると忍さんお勧めの発酵と焙煎をしっかりと施した、昔ながらの製法で丁寧に作られた凍頂烏龍がだされました。

白いカフェオレボールに直接茶葉をいれ、湯をそそぐだけ。最近私がすっかりはまっているマグカップ茶と同じ淹れ方です。しかし、それでいて、金木犀のような甘い香りと、しっかりとしたコクのある味わいを楽しむことが出来るお茶でした。

ここで使われる白いカフェオレボール、じつは、これは日本人の若手作家の手による粉引きの器。益子で粉引きの器を作る鈴木環さんの作なのだそうです。丸く白い形状が鳩に似ているところから「ピジョン」となずけられたこの器は、上部が少しだけすぼまっていて、手のひらの中にでとても優しく居心地が良い器でした。

 


おいしいカフェオレボール烏龍茶とともに楽しみたいのは、ガレットやワッフルそしてクレープたち。特に塩バターキャラメルクレープはとてもおいしく、このお店の人気メニューの一つ。すこし火入れの強いYAGUIの凍頂烏龍茶ともってもマッチしていました。

仙台にお出かけの方は、是非ちょっとNotre Chambreまで足を伸ばして、おいしい台湾茶とおいしいスイーツをお楽しみください。

 Notre Chambre (ノートルシャンブル)

 住所:仙台市泉区館2丁目1-115
 電話:022-376-7560
 営業:11:00~18:30(L.O)
 定休:年中無休(年末年始を除く)


<関係リンク>

・ Notre Chambre(ノートルシャンブル)のウエブサイトへ
・ YAGUIの生みの親、忍さんのブログ「以茶会友」へ
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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