イグアスへの道
アルゼンチン側からイグアスの滝をぐるりと望む。手前がボセッティ滝 ©牧哲雄
まずはアルゼンチンのブエノスアイレスか、ブラジルのサンパウロやリオ・デ・ジャネイロに入るのが一般的。いずれも日本からの直行便はなく、ほとんどはワシントンやニューヨーク、ダラスなど、アメリカの諸都市を経由する。格安航空券で12万円前後から。ツアーは8日間25万円前後から。
■現地移動
アルゼンチン側の観光拠点はプエルト・イグアスで、ブエノスアイレスから飛行機で1時間45分ほど、バスだと約20時間。ブラジル側の観光拠点はフォス・ド・イグアスで、サンパウロかリオ・デ・ジャネイロから飛行機で約1時間半、バスだとサン・パウロから16時間、リオ・デ・ジャネイロからだと22時間ほどかかる。プエルト・イグアスとフォス・ド・イグアスはバスで行き来することができる(約30分)。
■おすすめホテル
憧れのホテルを紹介しよう。アルゼンチン側、ブラジル側、それぞれ国立公園内にたったひとつだけホテルがある。どちらもホテルから滝の一部が眺められる絶好のロケーション。アルゼンチン側がシェラトン・イグアス・リゾート&スパ。ブラジル側がホテル・ダス・カタラタス。値段は季節によって違うので、下記公式サイトで確認のこと。
<DATA>
ホテル・ダス・カタラタス。園内唯一のホテルということで、公園がオープンする前に滝を見学することもできる
住所:Foz do Iguacu 85863-000, Parana, Brasil
TEL:+55-45-5217000
■SHERATON INTERNATIONAL IGUAZURESORT(シェラトン・イグアス・リゾート&スパ)
住所:Parque Nacional Iguazu 3370, Argentina
TEL:+54-3757-491800
イグアスの滝のベストシーズン
アルゼンチン側の遊歩道から眺める大迫力のボセッティ滝 ©牧哲雄
世界遺産基本データ&リンク
こちらも悪魔の喉笛。世界でもっとも驚異的な景観のひとつ ©牧哲雄
登録名称:イグアス国立公園
Iguazu National Park
国名:アルゼンチン共和国
登録年と登録基準:1984年、文化遺産(vii)(x)
登録名称:イグアス国立公園
Iguacu National Park
国名:ブラジル連邦共和国
登録年と登録基準:1986年、自然遺産(vii)(x)
【関連記事&サイト】
- サルバドール・デ・バイア歴史地区/ブラジル
- ヴィクトリアの滝/ザンビア・ジンバブエ(世界遺産の滝つながり)
- Iguazu Argentina - Portal de las Cataratas del Iguazu(アルゼンチン側イグアス国立公園公式サイト。英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語)
- Cataratas S.A.(ブラジル側イグアス国立公園公式サイト。英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語)