ブラックペッパー
スパイスもアロマになるんです。 |
コショウ科の多年草
果実を水蒸気蒸留にて採油
コショウといえばインド。15世紀の大航海時代はインド原産のコショウを直接産地に求めることが目的の1つだったといいます。今では食生活に欠かせないスパイスの代表がコショウですよね!薬としても使われた歴史をもち、消化、内臓の炎症、解熱などに処方されたとか。コショウは正倉院薬物の中にもあるそうです。
ブラックペッパー精油はもちろん、このスパイスのコショウと原料は同じ。エッセンシャルオイルでは、黒コショウとはほとんど言いません!ブラックペッパーと呼びます。普段スパイスとして使用するあの黒い粒(未熟な果実)を乾燥させたものから採油します。
ブラックペッパーのアロマ効果
消耗したココロを癒します...。 |
身体面では、駆風作用といって、腸内のガスを出しやすくする作用があるといわれ消化活動を高めます。便秘、腹部の膨張感などを和らげるでしょう。お腹にトリートメントしてみましょう。キャリアオイル小さじ1杯にブラックペッパーのエッセンシャルオイルを1滴入れてよくかき混ぜたものを、お腹だけでなく、腰などにオイルを塗り広げ、気持ちの良い強さでマッサージします。早速、腸が動いてくるように感じる人もいます。
■ ガイドからひとこと提案
料理中にコショウをふったらクシャミがでる人はこのエッセンシャルオイルでもクシャミが出るようです(笑)。
■ 取り扱い注意
やや皮膚に刺激になることがあるためお風呂での使用では、敏感肌の方はご注意ください。
参考文献
『香りと花のハーブ図鑑』(主婦の友社)
『ハーブスパイス漢方薬』本多義昭(丸善)