髪に良い生活を送るために、いままでのおさらいをします。 |
こんなにあった、髪の毛に悪いこと!
これまでも幾度となくお話してきましたが、ここでもう一度“髪の毛に悪い”と言われていることがらをおさらいしてみましょう。1.睡眠不足
睡眠の概念とは、“免疫細胞やホルモンの力により、昼に受けたダメージなどを寝ている間に修復する”こと。ですから、寝る時間が少なくなれば、当然、髪の修復も手薄になります。毛髪へ栄養が送られにくくなり、薄毛の原因となるかも知れないのです。
2.ストレス
ストレスは血管を収縮させ、血流量を減らします。その結果、栄養が運ばれにくくなります。ストレスを受けると、髪の毛の周囲にある毛細血管が機能せず、活性化しません。栄養が届かないために、髪の毛の健康が保たれなくなるのです。
3.首こり・肩こり
血行不良で起こる、こり。肩と首の血行が悪くなると、頭の血行も悪くなります。すると、毛根に栄養を渡す毛細血管に十分な血液が循環せず、髪の毛が栄養不足になり大きなダメージを受けるのです。
4.塩辛い、または脂っこい食べ物
塩辛い食べ物は、高血圧・動脈硬化を引き起こします。つまり、老化を早めて脱毛を促進する可能性があるのです。脂っこい食べ物も、過多の脂分が毛穴を詰まらせ、抜け毛を引き起こす可能性がります。
お酒を飲み過ぎると、肝臓が弱ります。実は肝臓は、髪の毛を構成する栄養素のタンパク質をつくる臓器なんです。ですから深酒は、間接的に髪の毛に悪いということになりますね。
6.朝シャン
さわやかな朝シャンも、髪の毛の大敵でしたね。理由は、「朝は時間がなく、きちんとシャンプできず、すすぎもイイカゲン」「洗髪後、髪を守る膜ができる前に外出してしまう」「髪にとって大切な時間“夜”に、皮脂がそのまま」などなど。これらの要因が髪にダメージを与えるわけです。
7.カラーリング
キューティクルを通して髪の中心から色を変えるカラーリング。髪の組織を人工的に変化させるので、髪に良いはずはありません。また薬剤が地肌に触れた場合も、大きなダメージを与えてしまいますね。
8.いつも同じ髪型
同じ髪型ばかりをしていると、どうしても髪の分け目も同じ場所になります。同じ分け目は、頭皮の同じ場所に負担をかけ続けることにもなり、そこから抜け毛を引き起こす可能性が出てくるのです。
9.サーフィンやスノーボード
サーファーやスノーボーダーは、どうしても紫外線に当たりがち。実はこの紫外線、肌を日焼けさせるのと同じように、頭皮や髪の毛も日焼けさせます。そうなると、髪や頭皮は乾燥し、
キューティクルがはがれやすくなり、髪内部のタンパク質が壊れ、ひいては髪の毛を抜けやすくさせるのです。
帽子やヘルメットを長時間かぶっていると、どうしても通気が悪くなります。そしてかいた汗が頭皮で蒸れて、清潔感が保てなくなり、結果的に薄毛の原因になるのです。
いかがですか? こんなに多くの髪の敵が、あなたの日常生活の中に潜んでいるわけです。