文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
imageお酒を飲んだ夜、「小腹がすいたから、最後にラーメンでも──」という経験は少なくないはずです。ほろ酔い気分で熱いラーメンをすするのは、この世の幸せの一つ。一度やったら、やめられません。でもちょっと待って下さい。実はそのラーメン、ヘアケアにとっては大きなマイナスとなるかも知れないのです。「だって、こんなに旨いのにぃー」と言ってもダメ。あなたが髪の将来を考えるなら、シメのラーメンはガマンしましょう。

今回は「髪の現状をキープのためにやってはいけないこと」のVol.1として、食べ物とヘアケアの関係をご紹介いたしましょう。

 

まず、髪と頭皮に良い食べ物とは?

髪の毛の健康と関係の深い栄養素には、次が挙げられます。

◎ タンパク質
髪の毛を構成する)
◎ 亜鉛タンパク質を合成し、実際の髪の毛にする
◎ 銅
タンパク質を結合し、強化する
◎ ビタミンC
(タンパク質を合成し、実際の髪の毛に)
◎ ビタミンA
(髪自体の健康を促進させる)
◎ ビタミンB群
(体の新陳代謝を正常に保つ)


上記以外にもビタミンEや脂質なども関与してきますが、これらが大まかな“髪に大切な栄養素”だと言えます。ですから、これらを含む下記のような食べ物を食べれば、基本は髪の健康を維持できると考えて良いでしょう。

◎ タンパク質: 大豆製品 魚類など 玉子 鳥肉

◎ 亜鉛・銅: 牡蛎 ワカメ ひじき 牛レバー 牛もも肉など

◎ ビタミンA・C・B群: 野菜・果物類


では、抜け毛を招く食べてはいけないものとは? 

もちろん厳密に言うと、“食べ過ぎるといけないもの”“食べない方がよいもの”で、絶対に食べてはいけないものではありません。それは

▲ 塩辛いもの

▲ 動物性脂肪を多く含んだもの
▲ 刺激の強い香辛料


──がその代表。考えてみると、美味しいものばかりが思い当たります。

たとえば塩辛、塩ジャケ、醤油煎餅、豚の角煮、霜降りステーキ、チゲ鍋などなど。男性に好まれるこれらのメニューは次の理由で、髪と頭皮にはありがたくない存在です。

▲塩辛い物:高血圧・動脈硬化を引き起こし、老化を早めて脱毛を促進する可能性がある。

▲動物性脂肪を多く含んだもの:過多の脂分が毛穴を詰まらせ、抜け毛を引き起こす可能性がある また、塩辛いものと同様、 高血圧・動脈硬化から脱毛を早める可能性がある。

▲刺激の強い香辛料:皮脂腺を活発にし頭皮を脂っぽくすることで、抜け毛を促進する。

 

シメのラーメンは、そんなに悪いの?

imageこう話すとなんとなく納得していただけると思います。塩辛いものも脂ぎったものも、イメージとしても髪の毛には悪そうでしょ。しかし、「では、お酒の後のラーメンは、そんなに悪いの?」という声も聞こえてきます。たしかに少しは塩辛いし脂を含むけれど、「そんなに言うほど悪くはないんじゃない?」と。それがそれが、実はある理由で、シメのラーメンは、髪の毛には大敵なのです。さて、その理由とは──。