泡が立たないのは脂や油分がそれを阻害しているから

シャンプー法の取材をしていると、やり方に関して二極化していることに気づきます。あえて名付けるなら「二度シャン派」と「念入りな予洗い派」です。前者は、一度目のシャンプーで髪に付着した汚れを取り、二度目のシャンプーで頭皮の皮脂を落とすというもの。後者は、シャンプー前にたっぷりと予洗いすれば髪の汚れはある程度落とすことができ、そのあとにシャンプーすれば汚れも皮脂もきちんと洗い流せるという考え方です。

前者は洗いすぎるということが言われ、後者は皮脂が完全には落ちきらないと指摘されています。しかしこの二つは、どちらかが正しくて、どちらかが間違っているというわけではありません。肌のタイプやスタイリング剤をどの程度つけるかによって、適正が変わってくるだけのことです。

脂性やスタイリング剤をたくさんつける人ならば前者を、普通肌や乾燥肌、さらにスタイリング剤をあまりつけない人なら後者をチョイスするという形です。

上記のような考え方もありですが、今回はそのときの泡立ちを重視した、「型」に捉われないシャンプー法をご紹介したいと思います。これはどんなタイプでもオールマイティに使えるやり方ではないかと思います。

泡が立たない状態で洗髪を続けても汚れは落ちない

シャンプー,洗い方

シャンプー前にお湯でしっかりと予洗いをする


まず、お湯でたっぷりと予洗いをします。これには髪の汚れを落とす以外に、泡立ちを良くするために行います。

髪の毛,洗い方

シャンプーを手のひらに伸ばす


次に、手のひらにシャンプーを出し、こすり合わせて泡立てます。

髪の毛,洗い方

シャンプーをしてみて泡立ちがいいかどうかを確認。泡立ちが良ければそのまま洗髪


そうしたら頭に泡を乗せて、頭皮をマッサージするように洗っていきましょう。

髪の毛,洗い方

シャンプーの泡立ちが悪かったら、潔く洗い流す


もし泡立ちが悪かったら、一度シャンプーをやめて、洗い流してしてください。このまま続けても、汚れをしっかりと落とすことはできません(泡立ちに問題がなければそのまま続けてください)。洗い流すときは、泡が残らないようにしっかりすすぐことが大切です。

なぜ泡立ちが悪くなっているかというと、頭皮の脂やスタイリング剤の油分によるためです。この時点ですすぐことで、泡とともに脂や油分がいっしょに流れていきます。次にシャンプーしたときに泡立ちが格段に良くなるのです。

髪の毛,洗い方

もう一度シャンプーをすると泡立ちが断然アップ!


洗い流したらもう一度、頭皮にシャンプーをつけます。泡立ちを阻害するものがなくなっているので、非常に洗髪しやすいです。指の腹で頭皮を動かし揉みほぐすように洗髪しましょう。注意点は、耳の裏、軟骨のくぼみまで洗うことです。ここは皮脂がたまりやすい割には、洗い忘れしやすいところなので、念入りに洗ってください。

シャンプー後はしっかりとすすぎ、トリートメントやコンディショナーをつけてケアしましょう。ちなみにトリートメントは頭皮にもつけられるスカルプ系を使うと、頭皮に潤いがプラスされ、より健やかに仕上がります。

「髪や頭皮は泡で洗う」というのがシャンプーの基本です。泡が汚れを落とし、皮脂を洗い流すからです。「二度シャン」でも「予洗い重視」でもない、泡立ちの良さを最優先するこのシャンプー法。みなさんも早速、実践してみてはいかがでしょうか?

【関連記事】


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。