イタリアンシュークリームのレシピ
プロフィッテロールとは、いわばイタリアのシュークリームです。日本のそれと違うのは、イタリアのシュークリームは「ミニサイズ」であるということ。パスティッチェリア(お菓子屋さん)では、1個単位から販売されていますが、レストランでは5~6個盛り合わせで提供されることもあります。イタリアでは、いわゆる日本のシュークリームのスタイルは見かけることがなく、日本のミニシュークリームの大きさがイタリアで一番多く見られるサイズ。大きさは3-4cm 位がベストです。
プロフィッテロールの材料(4人分)
プロフィッテロールの作り方・手順
ビニェ/シュー生地の作り方
1:バターを完全に煮とかします
厚底鍋にバターと水を入れ、中火にかけ、バターを煮とかします。
2:生地の色が黄色になるまで練ります
【1】にふるった薄力粉と塩を入れ、木杓子でよく混ぜ合わせ、中火で生地の色がクリーム色になるまで、じっくりと練ります。
3:卵は3回位に分けていれます
火を止めて、粗熱をとった【2】に溶き卵を3回に分けて入れ、しっかりと生地に仕立て上げ、絞り口に生地を入れます。
4:オーブンに入れる前に水を霧吹きでかけます
5cm位の大きさにシュー生地を搾り、180℃のオーブンで約20分焼き上げます。
オーブンに入れる前に、軽く霧吹きで水を振りかけると表面がさっくりとします。クレマパスティチェーラ/カスタードクリームの作り方
5:馴染むまでよく混ぜ合わせる
厚底鍋に卵黄、グラニュー糖を入れ、よく混ぜ合わせる。
6:沸騰させないように注意!
【5】にふるった薄力粉を加え、馴染んだら、ゆっくりと牛乳を入れ混ぜ、混ぜながら弱火にかける。
沸騰させないように注意!
7:熱冷ましのためバットに移しかえる
もったりとしたクリーム状になったら、火を止め、バニラエッセンスを加えて、ひと混ぜし、バットに移し替えて熱を冷ます。
8:
絞り口に入れたクレマパスティッチェーラを、ビニェの底から入れ、皿に盛り、最後に粉糖をふる。
プロフィッテロールは、「重ねるよう」に盛ることがイタリアンスタイルです。
好みで、チョコレートコーティングしたりしても、オシャレに美味しく頂けます。
ガイドのワンポイントアドバイス
今回はバニラエッセンスを使用していますが、バニラビーンズを入れてもOK。その時は牛乳と一緒に入れるようにします。好みで、バニラエッセンスではなく、レモンやオレンジなどの風味を付けても美味しく頂けます。イタリアではレモンがよく使われます。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。