復職後に母乳育児は続ける?ママが直面する問題
職場復帰で母乳育児は続ける?やめる?復職時にママが直面する問題
ママ達が直面するのが、「今出ている母乳をどうするか?」または「ミルク(哺乳瓶)を飲まないけれどどうしよう?」という問題です。ママの希望と保育園の方針も違ったりします。ケースバイケースでの対応を考えてみたい思います。
<目次>
復帰前に断乳したいママ向けの対策
通勤に時間がかかる、もう高月齢で離乳食も食べているので授乳に時間を取られたくない、夜泣きもあるので復帰の際に断乳して夜はぐっすり休みたいという希望のママは復帰までに断乳したいと思うでしょう。母乳の分泌には個人差がありますが、分泌がよい人は復帰に向けてあまり吸わせない様にして、一種の「うつ乳」の状態を作ります。最初は張って苦しいのですがおっぱいにもうこのおっぱいは吸わないから作るのをやめてね、というサインを送るのです。冷やしたり、圧抜きをしたりして乗り切りましょう。断乳のやり方はこちら「卒乳・断乳時は母乳を出し切るのが理想!おっぱいケアと注意点」を参考にしてください。今は卒乳に向けて日中のおっぱいの張りを軽減するハーブティーもありますので利用してみるのもよいでしょう。
仕事に復帰しても母乳育児を続けたいママ向けの対策
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1回目の搾乳は午前10時代を目安に、もちろん休憩の時間ではないのでトイレに行った時に圧抜き程度にすると良いでしょう。2回目はお昼休憩時に、昼食を食べたらがっつり搾乳します。3回目は午後3時頃、これも10時の時と同じ圧抜き程度
に搾乳しましょう。
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赤ちゃんはミルクとおっぱいを両方飲むので、中にはミルクが好きになってしまいおっぱいを嫌がってしまう子もいます。その時は仕方ないので、赤ちゃんの希望を優先させます。そこが0歳児で復帰する時の辛い所です。
保育園に預けている時も母乳を飲ませたいママ向けの対策
冷凍母乳で対応してくれる保育園もある
職場にもよりますが、男性が休憩室にいる場合もありますし、デスクで昼食を食べる所も多いようで、多くはトイレで搾乳しているというデーターもあります。出来れば健康管理室のようなカーテンがあり、衛生的な環境で搾乳出来る事をお勧めします。復帰前に上司や人事担当の方に相談してましょう。
仕事中もおっぱいが張ったら搾乳するのが復帰後の乳腺炎予防には大事
母乳育児を続ける?卒乳する?迷っている場合
迷ったり悩んだりしたら保育士さんに相談しよう
乳首の種類を変えたり、マグやストローで応用したりする場合もあります。保育園側と相談しながら進めて行きましょう。
保育士さんは復職直後のママの不安な気持ちを理解してくれています。離乳食の食べ具合、慣らし保育でのお子さんの様子などを相談しながら、一日、一日乗り切ってください。
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