キムチの恵方巻き
春を告げる節分には、ヒイラギを門柱に飾り、鬼の面をかぶって豆まきなどを楽しむ伝統的な行事があります。最近は、この日に恵方を向いて海苔巻きを食べるということが流行っているようですね。大阪育ちの私の記憶では、かんぴょうや沢庵をまいた程度のシンプルなものだったように思います。最近のように豪華な太巻きは、遠足や運動会のお弁当でした。さて、今年もいろんな恵方巻きが売られていますが、厄落としをかねて、手づくりの恵方巻きを食べて、節分を楽しみましょう。
キムチ入り恵方巻きの材料(4人分)
キムチ入り恵方巻きの作り方・手順
恵方巻きの作り方
1:
米は洗い水気を切ります。米と同量の水に30分漬けておいてから炊きます。蒸らし終え、ご飯が熱いうちに、ごま油と塩を振り、さっくりと混ぜ合わせます。ご飯を4等分に分けておきます。
2:
具をつくります。納豆とキムチ半分を合わせて包丁でたたき混ぜ合わせます。納豆についている醤油、辛子も加えます。鰹節粉も加えよく混ぜ合わせます。
3:
ツナ缶は水気を絞り、マヨネーズ大さじ1とキムチの漬汁小さじ1を混ぜ合わせる。
4:
卵は酒を入れ、フライパンで炒り卵を作ります。
わさび菜は洗い、水気をしっかり取り除きます。大きな葉は、細かくちぎります。
わさび菜は洗い、水気をしっかり取り除きます。大きな葉は、細かくちぎります。
5:
巻きすに海苔の裏を上にして、ご飯を海苔の巻き終わり1/4を残し薄く広げます。わさび菜、キムチ、炒り卵をご飯の中央部分に重ねるように載せます。具はわさび菜、納豆キムチ、炒り卵などいろいろ組み合わせてください。
6:
巻き始めの海苔で具をしっかり押さえながら、手前と奥のご飯の端を合わせるように、きっちりと巻きこみます。両端から具がはみ出したら中に入れます。巻きが甘いと形がくずれやすいです。
7:
ご飯が外側の具の包み方は、5番のように海苔の上にご飯をのせラップかぶせ、巻きすのせます。そして裏返し、海苔の上に具のわさび菜、ツナ缶、かにかまぼこ、炒り卵をのせ、5番の要領でしっかりと巻いていきます。
8:
巻き終わりを下にして、しばらく置いておきます。恵方巻きはそのまま切らずに、大きな口をあけて食べるようにするのが決まりだそうですが、ちょっと食べにくいので、包丁をぬれ布巾でふきながら、5cm幅の太さに切り分けていただいても構いません。
9:
キムチ味の恵方巻き。縁起物の食べ物はいろいろなバリエーションがあります。我が家オリジナルの恵方巻きをいただいて、今年も元気に過ごせますように。
ガイドのワンポイントアドバイス
巻きすは、手の平で丸く包み込むように使い、巻き上げます。水気が多いい具は、巻きづらく型くずれしやすいので、しっかりと水気は切っておきます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。