FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

家計管理のキホンは家計簿。続けられる家計簿は?

家計簿をつけている人は、どのくらい?

「家計管理」と聞くと、最初に思い浮かべるのは「家計簿」でしょう。でも、「家計簿をつけるのは面倒臭い」というイメージがどうしても先行してしまいます。株式会社BearTailが行ったインターネット調査によると、現在、実際に家計簿をつけている人の割合は、男性25.7%、女性40.6%だそうです。男性よりも女性の方が、しっかり家計簿をつけているようです。

また、同調査によると、現在、家計簿をつけていない人のうち、過去に家計簿をつけていたけれどもやめてしまったという人が男性は3分の1、女性は2分の1の割合でいるということです。いかに家計簿を継続してつけることが難しいかがわかります。

家計簿を継続してつけるコツは?

「初めは続けようと思ったけれど、だんだん面倒臭くなって、長続きしなかった」というのが家計簿を止めてしまった最大の原因として挙げられるでしょう。また、最近は共働き家庭が増えて、「家計簿をつける時間がない」というのも原因の一つとして考えられます。家計簿を長続きさせるコツは、「簡単」「すぐにつけられる」「面倒臭くない」の3つです。

家計簿をつけると貯蓄効果が上がる?

家計簿をつけたからといって、すぐにお金が貯まるようになるわけではありません。けれども、家計簿をつけることによって、家計の収支状況を数字で客観的に把握することができるようになります。今までは、なんとなく「無駄遣いしているな」と感じていたものが、「何に無駄遣いしているか」がわかるようになります。原因がわかれば対策もできます。先の調査によると、家計簿をつけている男性は、つけていない男性よりも100万円貯金が多く、女性の場合もほぼ同様の結果とのことです。

最近は、銀行やカードの利用明細を自動的に集計して家計簿を作成するインターネットサービスや、レシートを読み込んで家計簿を作成するスマホのアプリもあり、「簡単」「すぐつけられる」「面倒臭くない」の三拍子がそろっています。

消費税増税や社会保険料の増加などで、自由に使えるお金は今後も減る傾向にあります。さらに物価も上がっていくとなると、これまでと同じ感覚でお金を使っていては貯金はなかなか増えません。家計簿をつけていない方は、この機会に家計簿を始めてみてはいかがでしょうか。

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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2017年7月3日~2018年3月31日【PR】