FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

夫婦共に自営業で収入が不安定……今後の家計が心配

柴田悠介さん(仮名・26歳・自営業)、美沙さん(仮名・30歳・自営業)
「そろそろ子どもを」と思うものの、共に自営業で収入が不安定なこともあり、子どもの教育費をどう準備すればいいのかなどが心配。この機会にお金のプロに相談したいと考え、ネットで検索しFP相談に申込み。

「お金が貯まらない」ことが目下の悩み

「子どもが欲しいと思うものの、二人とも自営業で収入が不安定で。それ以前に、なかなかお金が貯まらないという悩みもあります。どうすればいいのかを知りたくて」

妻の柴田美沙さんは、FP相談を申し込んだ理由についてこう語ります。今回の相談では、家計を見直してお金を貯める方法や、子どもが生まれた際に教育費を準備する方法、住宅購入資金の準備、保険など、わからないことや不安に思っていることを全般的に相談したそうです。

「これまでにも、保険会社に勤める知人や銀行の窓口などで相談したり、話を聞いたりしたことがありました。でもその時には、先々のことまで突き詰めて考えようと思ってはいなかったので、しっかりとは理解できなかったように思います」

夫の悠介さんは、ちょっと恥ずかしそうな表情を浮かべながら、こう振り返ります。

そもそも、家計や貯蓄に関する相談は、美沙さんが「親と話すくらい」と言うように、友人など身近な人であっても、気軽に話せることではありません。

「NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)という言葉は、聞いたことはあるものの、詳しい内容までは知りませんでした。今回の相談で、どんなものかを知ることができました」(悠介さん)


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夫婦共通の“お財布”を作ることから始めたい

なかなかお金が貯まらないという悩みに対するFPからの提案は「夫婦共通の“お財布”を作る」ことだったそうです。これまで柴田さん夫婦は、夫婦がそれぞれの財布で家計を管理していました。

「FPの方から『財布が別々だとお金が貯まりにくい』と言われました。また、家計全般を見ていただいたところ『使い過ぎている費目がある』とも…」(悠介さん)

夫婦それぞれが「貯めよう」「節約しよう」と思っていても、お互いのお財布の状態を完全には把握できていないため、思っている以上に使い過ぎてしまう場面もあったようです。

「まずは夫婦一緒の口座を開設して、家計をしっかり管理したい。同時に、今後は貯蓄だけでなく、非課税制度を活用した積立運用にも挑戦したいですね」(悠介さん)

美沙さんも「今までは普通預金でしか貯めていなかったけれど、今後は別の方法も考えたい」と話します。

「住宅購入についても相談したのですが、夫婦とも自営業者ということもあり『頭金を500万円~1,000万円程度貯めてからのほうがいい』とアドバイスされました。となると、増やすことも考えたほうがいいのかなと思いました。子どもが生まれた際の教育費準備についても、学資保険を活用することと、児童手当は全額取っておくことを教えてもらいました。これは、ぜひ実行したいです」(美沙さん)


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今後は相談したい内容を絞ってじっくりアドバイスを受けたい

柴田さん夫婦にとって人生初のFP相談は「思ったよりも時間が短かった」そうです。

「1時間という限られた時間でしたが、いまの段階で知りたかったことは全部、聞くことができたと思います。NISAやiDeCoについて知ることができたのも良かった。なかでもiDeCoは、少額からでもやっていければ、将来のためになるかなと思いました」(悠介さん)

とはいえ、1時間の無料相談では消化しきれなかった部分もあるとも。

「今日の相談で、いろいろな知識を得ることができました。今後は有料相談でもっと詳しい話を聞きたい」と美沙さん。

「焦点を絞って相談しないと話が多方面に渡ってしまい、時間だけが過ぎてしまう。今回教えてもらったことをベースに自分たちでも勉強して、ポイントを絞ってから相談したい。まずはiDeCoやNISAでしょうか。詳しい内容はもちろん、自分たちにとってのメリット、デメリットも知りたいですし」(悠介さん)

美沙さんも「住宅購入など、大きな支出が伴うときにも相談したいですね」と、悠介さんと顔を見合わせながら、話してくれました。

初めてのFP相談は、柴田さん夫婦がライフプランや家計管理を考えるうえで、新たな、そしてさまざまな気づきを得ることにつながったようです。


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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2017年7月3日~2018年3月31日【PR】