FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

子どもの教育資金はいくら必要? 預貯金だけでは増やせないし、どうやって準備すればいい?

中村哲也さん(仮名・27歳・会社員)
りえさん(仮名・28歳・会社員) 子ども(4か月)

子どもの誕生をきっかけにお金のことを考えなければいけないと思った。なかでも気になっているのが教育資金。どのくらいのお金を、どうやって準備すればいいのかを知りたいと考え、FPに相談することに。

子どもの教育資金準備は、学資保険じゃないといけないの?

「これまではまったくと言っていいほど、お金のことは考えていませんでした。でも、子どもの誕生をきかっけに、教育資金はもちろん、住宅や自動車の購入、家族旅行など、この先、どんなことに、どのくらいのお金がかかるのか、それをどう準備すればいいのかを考えなければいけないなと感じるようになりました」

哲也さんは、ちょっと照れくさそうな表情で、こう話します。

一方、妻のりえさんは、「子どもの教育資金は学資保険がメインじゃないといけないのかが気になっていた」と言います。
というのも、哲也さんが「保険を好きではない」から。

「僕の両親は、保険会社が破綻してお金が返ってこなかった(受け取れる保険金を減額された)という経験をしているんです。保険はリスクを減らすためのものであるはずなのに、それでは逆じゃないかと…」(哲也さん)

りえさんも、「彼が保険を好きではないことをわかっているのに、イヤイヤ学資保険の保険料を支払わせるのは気が引けるし…。それで、他の選択肢があるのかどうかを知りたいと思ったんです」と、FP相談に申し込んだ理由を話してくれました。


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つみたてNISAやジュニアNISAという選択肢も考慮したい

今回の相談での一番の成果は、「つみたてNISA」や「ジュニアNISA」など、積立てながら運用する方法を知ることができたことだと、哲也さん・りえさんは声を合わせます。

「少し前から勉強も兼ねて株式投資を始めたのですが、投資信託で積み立てるという方法は、今回の相談で初めて知りました。この方法であればリスクを取り過ぎる心配もなさそうなので、僕たちに合っているかなと」(哲也さん)

りえさんも、心配性ではあるものの、運用には興味があるのだそう。

「子どもの教育資金は、学資保険とつみたてNISAやジュニアNISAを組み合わせて準備するのもいいかなと思っています」(りえさん)

とはいえその前に、家計を見直して、教育資金に充てるお金を準備する必要性も感じたとも言います。

「今回の相談では、お金を使い過ぎているという指摘もありました……。実は、使途不明金が200万円くらいあったんです。その200万円をできれば教育資金に充てたい。そのためにも、これからはお金の使い道を明確にしないと」

りえさんは、顔を輝かせながら決意を語ります。


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今後は、より具体的な提案をしてもらいたい!

夫婦揃ってFPの話を聞いたことで「二人が同じ知識を持つことができ、それをベースに話し合い、決められるようになった意義は大きい」(りえさん)と強調します。

「今後は、今日聞いた内容をより具体的に知りたいです。例えば、どの商品を選んだときに、私たちにどんなメリット、デメリットがあるのか。私たちにより適しているのはどの商品や方法なのか、が知りたいですね。ただ、保険会社や銀行といった特定の企業で相談すると、その企業にメリットがある商品を勧められる可能性もあると思いますが、そうならずに済むことが、中立の立場に立ったFPに相談することのメリットなのかなと思いました」(哲也さん)

ちなみにお二人は、相談中にFPから提示された中村さん一家のライフプラン・シミュレーションに「衝撃を受けた」(哲也さん)そうです。

「一番驚いたのは、子どもが20歳になったときに、私は50歳だということ。子どもが18歳になって『よし、これからは自分たちの老後資金を貯めよう』と思ったら、もう十数年しか時間がない……。老後資金の準備をいつから始めるのがいいのかも知りたいですね」(りえさん)

哲也さんも「いつまでにいくら用意すればいいのか、そのために何をすればいいのかがわかれば安心できる。その提案をしてもらいたいですね」と話します。

FPに相談したことで、これまで漠然としていたことが明確になる一方で、新たな課題も浮かび上がってきた様子の中村さんご夫妻。
「人生を楽しみながら、しっかりお金も貯めたい」(りえさん)という目標に向けて、大きな一歩を踏み出すことができたようです。


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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2017年7月3日~2018年3月31日【PR】