FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

定年まで約10年……老後にいくらかかり、年金はいくらもらえるのか検討がつかない

香山祐二さん(仮名・49歳・男性)会社員
社会人になって以来、会社の寮で一人暮らし。食費も水道光熱費も自分で支払ったことがないため、将来寮を出て暮らす際に、どのくらいの生活費がかかるのか検討もつかず不安。定年まであと約10年、老後の生活についての不安を解消するべく、FPに相談することに。

一か月の生活費がいくらかかるかわからない……

「会社の寮では、食事の心配もなければ、自分で風呂を沸かしたり、トイレの掃除をする必要もありません。そのため、恥ずかしながら一か月の食事代がどのくらいかかるのかも、水道代やガス代、電気代にいくらかかるのかもわからず……。定年まで約10年となって、今までは恵まれていたんだなと思う半面、寮を出たあとの生活に不安を感じるようになったんです」

香山さんは、FPに相談したきっかけをこう話します。
今回の相談で「ぜひとも知りたかった」ことは、定年後の暮らしの収支。

「年金がどのくらい受け取れて、生活費はいくらくらいかかるのか。贅沢をするつもりはありませんが、毎月赤字になるようでは困ります。貯蓄だけでは老後の生活費が足りないようなら、この先の10年間で準備するという心づもりで相談に臨みました」(香山さん)


お金の専門家であるFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談する

漠然としているから、余計に不安を感じる

相談では「現段階での試算」として、将来受け取れるであろう年金額と、香山さんが希望する生活にかかるおおよその生活費、それをもとにした生活費の収支などを提示してもらったそうです。

「私の場合、老後生活の収支はトントンだとか。それを聞いてホッとしました。と同時に、年金をいくらもらえて、生活にいくらかかるのか、検討もつかなかったから、余計に不安を感じていたんだなと気づきました」(香山さん)

FPに相談したことで、漠然としていたものが具体的な数字として見えるようになり、対策も立てやすくなったとも。定年まで約10年という時間がある段階で相談して本当に良かった、と香山さんは笑顔で話します。


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次回は相談料を払って、私に合った保険と資産運用の相談をしたい!

「年金と退職金、貯蓄を合わせれば何とかなりそうですが、今後の10年でもう少し貯えを増やしたい。とはいえ、銀行に預けているだけでは増えません。今回の無料相談では全体的なことがわかったので、次回は有料相談で保険の見直しや資産運用について、より具体的なアドバイスを得たいですね」(香山さん)

職場で企業型の確定拠出年金(DC)を導入していることもあり、「運用については自分なりに勉強している」といいます。

「それまでは経済などまったく興味がなかったのですが、DCでは運用成績次第で将来受け取れる年金額が変わってくる。損をして年金が減るのは嫌だなと思って勉強しているうちに少しずつ面白くなって、今ではテレビの経済番組などを見るようにもなりました。趣味がひとつ増えたと言いましょうか(笑)」(香山さん)

定年までの10年でNISA(少額投資非課税制度)などを活用して、老後資金を増やしたいとか。

「長期運用、分散投資、積立で、リスクを軽減しながら運用したい。その際、どんな商品(投資信託)を選ぶのがいいのかを知りたいですね。外貨で運用する保険にも興味があるので、そのアドバイスも受けたいです」(香山さん)

FPに相談することで不安が解消されただけでなく、FPと二人三脚で将来に向けた資産運用計画を立てるという新たな目標もできたようです。


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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2017年7月3日~2018年3月31日【PR】