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【産婦人科医が解説】40代で生理がこない場合、妊娠や生理不順によるものか、それとも更年期が関係しているのかと、さまざまな原因や理由を思い浮かべることでしょう。40代に起こる生理の変化と、婦人科の受診が望ましいケース、様子を見ても問題ないケースについてお伝えします。

40代後半は中絶選択率も高くなっており、完全に閉経するまできちんと避妊する必要があります。40代後半になると月経が数カ月来なくなることもあり「もう閉経したのかしら」と思うことがあるでしょうが、それでは閉経を確定することはできません。

「妊娠中にトイレ掃除をするときれいな子が生まれる」「子どもが股のぞきをすると2人目を妊娠するといったことを聞いたことのある妊婦さんも多いのではないでしょうか。妊娠や出産にまつわる迷信・言い伝え・ジンクス20に対して、産科医の立場から（一部、個人的な意見も）お答えします。

「出産は満月や新月のときに多い」「焼き肉やオロナミンC、カレーを食べると陣痛が来やすい」などの陣痛ジンクス、迷信は本当？ 陣痛ジンクスの話から、陣痛の始まるタイミング、痛み、どのくらい続くのかなど基礎知識をご紹介します。

2人目妊娠中、上の子の抱っこや抱っこ紐の使用はいつまでOKかについて考えます。医学的にいつまで、どの程度まで抱っこが許されるのかという基準はありません。ママであるあなたのカラダと心が抱っこを受け入れられるのであれば、抱っこがだめというわけではないのです。

産院情報が豊富になったものの、通える範囲は限られています。うれしくなるくらい気に入った産院が見つかっても、もし、ちょっと遠かったらどうしましょう？

妊娠をしたけれど、母親になる実感がわいてこない。実感ない自分って少しかわっているのかな？赤ちゃんをちゃんと育てていけるかなと、不安な妊婦さんへ、大丈夫。安心していいですよ。今のあなたの気持ちを大切にしてください。

「妊娠中は無理をしないで」とよく言われるけれど、無理しないってどの程度？ 仕事や家事、スポーツはどのくらいだったらやってもいいの？という相談ですが、これは個人差が多いため、一般的な基準はありません。自分の体と相談しながら、様子を見ながらやってみましょう。

2人以上の赤ちゃんを同時に妊娠することを多胎妊娠といいます。双胎妊娠では、膜性診断といって、一絨毛膜性なのか、ニ絨毛膜性なのかを診断して、個別的に経過を観察してゆきます。

厚生労働省は、妊婦さんのハイリスク度を点数化するプロジェクトを進めています。リスクスコアの試案で、あなたのリスク度を測ってみましょう。妊娠がわかったらすぐ使えるスコアです。