マネジメント
組織マネジメントとは
組織にマネジメントについて役立つ知識・情報を紹介します。
記事一覧
マネジメントの観点から探るJR北海道再生への道
ガイド記事大関 暁夫マネジメント破綻状態にあるJR北海道以前も少し取り上げたレール検査データ改ざんが明るみに出たJR北海道問題。その社内調査の結果が公表され、「関係部署のうち約7割で改ざんの事実があった」という目を覆いたくなるような事実が世間を驚かせています。これで同社は、組織マネジメントの歯車が完全に狂ったまま運営を...続きを読む
景気回復に向けた企業の「ブラック回避」マネジメント
ガイド記事大関 暁夫“ブラック回避”に向け、まずはハード改善から我が国のデフレ不況が産み落とし、世間を賑わしてきたありがたくない存在に「ブラック企業」というものがあります。本格的景気回復に向けて、デフレの象徴でもあるこの「ブラック企業」の排除は欠かせざる問題となるでしょう。そこで、「ブラック企業」の回避はいかになされる...続きを読む
今年の企業ニュースを「組織の7S」の観点で振り返る
ガイド記事大関 暁夫「ブラック企業問題」と「白斑被害事件」年末に際して今年の企業ニュースを、組織マネジメント・ツール「組織の7S」の観点から振り返ってみたいと思います。企業ニュースは7Sで解析すると問題点が浮かび上がります今年春には、関連著書のベストセラー化もあり「ブラック企業」という話題が世間をにぎわしました。もとも...続きを読む
長期「戦略」が明暗を分けたトヨタ、日産の現況
ガイド記事大関 暁夫明暗分けたトヨタ、日産の中間決算政権交代から1年、アベノミクス効果によって為替は円安傾向に振れ大手輸出産業は軒並み業績が好転しました。しかしながら、日本を代表する自動車産業大手2社の9月中間決算は明暗を分けています。今回は、脱円高とともに好調に転じたトヨタ自動車と思わぬ業績低迷に陥っている日産自動車...続きを読む
名門企業や銀行でもコンプラ違反はなぜ起きる?
ガイド記事大関 暁夫米産地偽装事件にみる名門企業経営の落とし穴「コンプライアンスは組織存続の必須要件」の項で、組織マネジメントに先立つ存在としてのコンプライアンス(法令順守)の重要性についてお話ししましたが、コンプライアンスを軽視したがために、大きなダメ―ジを被ることになった企業事例が相次いで発生しましたので、企業タイ...続きを読む
カネボウ、JR北海道に見る「組織風土」腐敗の7S解析
ガイド記事大関 暁夫カネボウ、JR北海道問題を揺るがす「組織風土」腐敗カネボウ化粧品の白斑問題において、抜本的解決に向けては「組織風土の改善が問われる」と糾弾されています。またここにきて話題のJR北海道の事故多発問題でも、その根本原因は「組織風土にあり」と言われています。「組織風土」というものはどのようにして醸成され、...続きを読む
組織マネジメントを有効にする「管理者」の役割とは
ガイド記事大関 暁夫組織マネジメントにおける「管理者」の重要性「管理者」の自覚には権限と責任の委譲は不可欠今回は組織マネジメントにおける人的な管理面に少し焦点をあててみます。一般的にリーダーを軸とする「1対全員」の“集団”から「組織」に移行する際には、管理の必要上から人的な職位のピラミッド構造が形成されます。企業で言う...続きを読む
「実績」を評価させる「目標」の重要性
ガイド記事大関 暁夫「実績」は「目標」の存在において評価される組織マネジメントにおいて、「ビジョン」の存在が組織の進む方向を全構成員で共有し個々の活動のベクトルをそろえる上でとても重要であるというお話は既にしてきたところです。では「ビジョン」だけが存在すればそれで組織は前に進むことが出来るのかといえば、決してそうではあ...続きを読む
経営者は組織の「精神」であり「顔」である
ガイド記事大関 暁夫稲盛氏に学ぶ「組織の精神」としての経営者今回は、組織マネジメントにおける経営者の経営者であるが故の重要な役割について考えてみます。経営者の役割は大きく分けると、組織内部に対するものと組織外に対するものに分けられます。こまごまと紐解けば最高指揮者故にさまざまな役割がありますが、ここでは組織内部、外部そ...続きを読む
"組織の血液"コミュニケーションの重要性
ガイド記事大関 暁夫先日川崎重工業がM&Aの取り扱いを巡って取締役会が社長を解任するという事件がありました。これは異常な事態であり、組織防衛上のガバナンスが機能したという意見がある半面、同社の組織マネジメントにおけるコミュニケーション不足を露呈させた由々しき事態であると私は受け取りました。今回は組織運営におけるコミュニ...続きを読む