日本酒
酒造、酒蔵訪問(2ページ目)
憧れの酒造、酒蔵を訪問。うまい酒が作られる聖地を詳細にレポートします。
記事一覧
全量純米蔵の神亀酒造を訪ねる
ガイド記事友田 晶子全量純米蔵「神亀酒造」を訪ねた前回記事で紹介した、良質の純米酒を旨いつまみとともに出すことで注目の銀座の「佳肴みを木」。ここでメインアイテムとして提供されているのは「神亀」だ。なかなか飲めない希少アイテムも揃う。これ、「みを木」を応援する蔵として、神亀酒造の小川原良征専務が名前を連ねているから。実は...続きを読む
灘の酒蔵 のんびり散策
ガイド記事友田 晶子西郷、御影郷、魚崎郷、今津郷、西宮郷で「灘五郷」日本酒の一大生産地といえば灘(兵庫)と伏見(京都)。この二つの地区は、日本酒をそんなに知らないという人でも聞いたことがあるというくらい日本酒と直結したイメージを持つ地域だ。その二つのうちの一つ、「灘」を散策した。実際にこの地区を訪れてみると、思いのほか...続きを読む
福井、今立、越前和紙の里の酒「寿喜娘」
ガイド記事友田 晶子暖簾をくぐると、なかはきれいな販売所に。近所の人がふらりと買い物に来る。福井県越前市今立地区は、世界一の生産量と品質を誇る越前和紙の産地であり、白山水系の仕込み水で造る銘酒の里。「ものつくり」の高い技術が今でも息づくところである。そんな土地で、元治元年(1864年)、初代三田村喜左衛門が創設した「銘...続きを読む
菜の花とクレソンが咲き乱れる春の天山酒造
ガイド記事友田 晶子桜満開!清らかな名水の里にある伝統の酒蔵を訪ねるお蔵の前は祇園川。豊かな自然に囲まれている。名酒蔵のほとんどは、名水の里であり自然に恵まれた土地にある。どの蔵にお邪魔しても、周辺の自然の美しさに感動するものだ。しかし、しかし、天山がある小城市のそれは、やはりもう格別としか言いようがないものだった。お...続きを読む
サミット使用の日本酒「磯自慢」を訪ねる
ガイド記事友田 晶子静岡、温暖な気候と地震大国の酒造り2008年7月の洞爺湖サミット公式食事会の乾杯酒として饗されたことで一躍名が知れた静岡の「磯自慢」。日本酒好きの間では、その研ぎ澄まされた味わい、造りに賭ける信念は、それ以前から知られたところである。お蔵を拝見する機会に恵まれた。焼津港。遠くには富士山が。冬だけど暖...続きを読む
「山形正宗」水戸部酒造を訪ねる
ガイド記事友田 晶子名刀・山形正宗は、硬水生まれの男酒銘酒ぞろいの山形。なかでもバランスのよさとなめらかさが大好きで日ごろから飲んでいた「山形正宗」の「水戸部酒造」にうかがった。新社長就任直後の訪問だ。とても目立つ背の高い煙突が私を迎えてくれた。将棋と山寺で知られた町、山形県天童市に水戸部酒造はある。1898年(明治3...続きを読む
福井若狭の銘酒「早瀬浦」のお蔵を訪ねる
ガイド記事友田 晶子若狭湾と三方五湖に挟まれた美しい漁港町「早瀬」早瀬浦の前身「澤の井」時代からの、稲穂をアレンジしたレトロ感あふれるラベル。「早瀬浦」を初めて飲んだはいつごろだっただろうか。意識して口にしたのは、2005年の春。「純米滓酒浦底」。AllAboutにも記事を掲載したとき。(関連記事→「うまいっと声に出し...続きを読む
今一番新しい日本酒蔵元「人気酒造」その2
ガイド記事友田 晶子日本で一番あたらしい日本酒蔵、福島県二本松市の「人気酒造」。銘柄は「人気一」。ちょっとユニークな名前でしょ。お蔵にうかがって、テイスティングをさせていただいた。各コメントは画像とともに。吟醸にかけた蔵の作品は・・・。【赤人気】伝統酒。他の蔵の普通酒レンジに位置するタイプ。もちろん吟醸。昔ながらのちょ...続きを読む
今一番新しい日本酒蔵元「人気酒造」その1
ガイド記事友田 晶子最新の蔵「人気一」の素顔とは?人気一の印象的なロゴ。インテリアになる日本酒がコンセプト国内の日本酒蔵が、毎年、いや毎月といってもいいくらいのスピードでなくなっている日本酒受難の時代において、あたらしくオープンしたというお蔵がある。なんと無謀な、いえいえ、なんとやる気のあること・・・。日本酒好きには本...続きを読む
山廃造りに命をかける、福井の蔵「福千歳」
ガイド記事友田 晶子最近まで「山廃もと造り」しか知らなかったんです!福井のお酒としては珍しい「山廃もと造り」を主軸に酒造りを行う蔵、「福千歳(田嶋酒造)」を訪ねた。お酒造りの季節を過ぎていたけれど、驚くべき興味深いお話をうかがえた。初代田嶋徳次郎氏。体の大きな人だったとか。まずは歴史。創業は1849年の江戸末期。当時は...続きを読む