医療情報・ニュース
いざというとき役立つ救命法・応急手当
打撲、突き指、骨折などのよくあるものから、意識不明時の対応、心配停止時の人工呼吸、心臓マッサージの方法まで、いざというときに役立つ救命法、応急手当法をまとめました。
記事一覧
餅による窒息事故の原因・予防・応急処置
ガイド記事清益 功浩餅は温度によって硬さが変わる餅の場合はその粘着性のため、誤嚥の危険が高くなります餅は冷えると硬くなる上、くっつきやすさも強くなります。調理後に熱くなった餅でも、口に入れていると体温程度まで温度が下がります。また、冬は室温が低いために、さらに温度の低下が早まります。つまり、餅は食べる前・食べている時・...続きを読む
子どもの急な発熱への対処法・解熱剤の注意点
ガイド記事清益 功浩発熱は身体に異常が起こっているサイン……正しい対処法は?子どもの急な発熱……。どのように対応すればよいでしょうか?休日や夜間の急な発熱……。特に子どもの発熱には慌ててしまうことも多いため、正しい知識や対処法をあらかじめ身につけておきたいものです。発熱と一言でいっても、急激な高熱や、ずるずると長く続く...続きを読む
やけどの重症度と知っておくべき応急手当法
ガイド記事菅原 道仁2013年8月、京都府福知山市の花火大会で起きた爆発が原因で「やけど(熱傷)」を負い、亡くなってしまう悲しい事故がありました。やけどは熱いやかんを触ってしまったり、カイロを長時間あててしまったり、夏の強い日差しによっても起こる一般的な外傷の一つですが、今回のように命に関わってしまうケースもあります。...続きを読む
富士登山前の注意点! 知っておくべき高山病とは
ガイド記事清益 功浩高山病とは富士山は5合目でも高山病になる可能性があります1800m~2500mを超える地域への旅行や登山をする場合、高山病になる可能性があります。この高さになると、空気が薄くなり、気圧も酸素濃度も低くなります。主に低酸素による様々な障害が起こってきます。高山病は徐々に症状が出てきますので、高山病につ...続きを読む
熱中症の重症度と対処方法
ガイド記事清益 功浩熱中症の重症度……I度・II度・III度暑い環境にいると熱中症を起こします「熱中症」と一言で言っても、「熱失神」「熱痙攣」「熱疲労」「熱射病」の4つに分類することができます(詳しくは「熱中症の症状・治療・応急処置」「真夏の電力制限……医師として薦めたい熱中症対策」をご覧ください)これらは必要となる治...続きを読む
心停止では遅い? 間違いだらけのAED知識
ガイド記事西園寺 克「脈を触れない=心停止」とは限りません!脈の確認は大切です!映画でよくある場面は、人が倒れていると頚に手を当てて脈の有無を確認しています。ここでの誤解は、脈を触れない=心停止と考えることです。脈がないのは、心停止を含めて、ポンプとしての心臓がうまく動かずに血液が拍動していない状態です。ポンプとしての...続きを読む
緊急対応Vol.1 顔をぶつけて歯が抜けた!
ガイド記事丸山 和弘「よそ見をしていて顔を強くぶつけた」「自転車に乗っていて転んだ」。そんなときに、もし自分の前歯が根元から丸ごと抜けてしまったとしたら、あなたならどうしますか?子どもの永久歯が怪我をしたとき抜けてしまった時にも使える、緊急時の対応方法をガイドがお教えします。歯がグラグラになってしまったとき予期せぬ事故...続きを読む
クラゲで台無し!? 楽しい海水浴の注意
ガイド記事清益 功浩楽しい海水浴を脅かすクラゲ。刺された箇所が腫れてしまうのはもちろん、クラゲの毒で、ハチに刺されたときのように、重たいアナフィラキシーを起こしてしまうこともあります。今回はクラゲとアレルギーの関係と、刺されたときの対処法について説明したいと思います。なぜクラゲは危険なの?クラゲは、見た目では、傘の部分...続きを読む