食と健康
「食」の安全・社会問題・ニュース
健康食品の虚偽表示、食中毒、喉につめやすい食品、世界の飢餓、食料に関する社会的取り組みなど。食に関するニュース一覧を、わかりやすくまとめました。
記事一覧
一人暮らしの老人は、若者なみに食生活が悪い
ガイド記事南 恵子一人暮らしの高齢者のほとんどが孤食一人暮らしの高齢者の栄養の偏りや不足が注目されています。2015年9月にインターネットで行われた高齢者(60~79歳/500人)の食生活に関するアンケート調査(日本能率協会総合研究所)が行なわれました。対象者を(1)夫婦のみ、(2)子供家族と同居、(3)一人暮らしの...続きを読む
「江戸わずらい」とは?現代も静かに流行する「脚気」
ガイド記事今村 甲彦江戸わずらいとは……足のしびれ・むくみ、疲労感などの症状江戸の町に奇病が…「江戸わずらい」とは?日本では平安時代以降、京都の皇族や貴族など上層階級を中心に「足のしびれ」や「むくみ」、「疲労感」をきたし死に至る奇病が発生しました。江戸時代の江戸では、精米された白米を食べる習慣が広まり、将軍をはじめとし...続きを読む
女性のラットもケーキが好き?甘いもの は敵か味方か
ガイド記事小林 ひとしおいしいものを食べることは本能的な欲求で、生きていくために本来そなわった生命活動の本質みたいなものです。そのため、口にした時は誰もが幸福感を感じます。今回はおいしいものを追求する美食の意識について、よい面と悪い面を解説していきます。おいしいものを食べると免疫が活性化する大阪大学大学院人間科学研究科に...続きを読む
あなたの家の非常食、賞味期限は大丈夫?
ガイド記事南 恵子非常食の賞味期限を意識していますか非常食をせっかく用意していても、賞味期限が切れているかもしれません。ミドリ安全.comは、「主婦500名へ非常食の備えに関するアンケート」を実施(対象:子供と同居している関東在住の20~49歳の女性500名、調査期間:2015年8月20日~8月21日)しました。その...続きを読む
「米でトランス脂肪酸が禁止」報道は、誤り
ガイド記事南 恵子健康への影響が気になるトランス脂肪酸植物油に水素添加することで、トランス脂肪酸が生成されます。トランス脂肪酸は、多く摂取すると悪玉と呼ばれるLDLコレステロールが増加し、善玉のHDL(善玉コレステロール)が減少するとみられています。ただしトランス脂肪酸の健康への影響の研究はトランス脂肪酸の摂取量が多...続きを読む
トランス脂肪酸の危険性・リスク…日本で過剰な心配は不要?
ガイド記事平井 千里トランス脂肪酸が危険と規制され始めた背景……WHOやFDAの発表から米国でトランス脂肪酸の使用禁止が発表されました。日本ではどうなるのか、消費者はどうしたらいいのか、私たちも判断が必要です。心臓疾患のリスクを高めるとして、米国FDAは2018年6月から「トランス脂肪酸」の食品添加物の使用を全面的に禁...続きを読む
ハム・ソーセージは健康に悪い?過度なリスクの心配は不要
ガイド記事今村 甲彦ハムは健康に良くない?加工肉・赤肉による大腸がんのリスクは?日本人の平均的な摂取の範囲ならば問題ありません「加工肉を毎日食べた場合、50gごとに18%大腸がんにかかる可能性が上昇する」「赤肉(※)は人に対して恐らく発がん性がある」とWHO(世界保健機関)が発表しました。今回の調査のもとになった全世界...続きを読む
アウトドアでの食中毒予防法…沢水での流しそうめんも
ガイド記事南 恵子食中毒の原因が流しそうめんの沢水だった事例キャンプやBBQなど、楽しいアウトドアでの食事。しかし見た目は綺麗でも意外なものが食中毒の原因になることがあります2015年7月、屋外イベントで10歳未満の子供から60歳代まで男女54人が下痢や腹痛などの症状を訴える食中毒が発生しました(2015年7月18日...続きを読む
「インスタ映え」料理に潜む食中毒リスクと予防法
ガイド記事南 恵子湿度の高い梅雨シーズンは細菌による食中毒リスクが増加特に湿度・温度が高い時期は、手や調理器具、食品の洗浄や殺菌などに気を配りましょう。食中毒を引き起こす原因には、「細菌」と「ウイルス」、「自然毒」「化学物質」などがあります。このなかでも細菌の多くは水分を好むので、湿度が高いジメジメした梅雨時から夏の...続きを読む
高ナトリウム血症とは……塩水・醤油の死亡リスク
ガイド記事今村 甲彦醤油や塩水の飲み過ぎによる死亡リスクとは身体の正常な働きの維持に欠かせない塩分。しかし塩水や醤油を飲み過ぎると「高ナトリウム血症」による死亡リスクもあります身体の健康維持に欠かせない「塩分」。暑い熱中症シーズンになると、ただの水での水分補給ではなく、塩分と糖分が配合された「経口補水液」などを意識的に...続きを読む