ピラティスとは
解剖学を重視したエクササイズだから効果はバツグン! |
ピラティスとは、ドイツ人ジョセフ・H・ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズ。ヨガや太極拳などのエッセンスを取り入れ、1900年初頭に考案されました。もともと、リハビリのために開発されたプログラムなので、余計な負担をかけずに体を整えることができるのが特徴です。
ピラティスの効果として高い評価を得ているのが、コアマッスル(やインナーマッスル)と呼ばれる深層筋に対するアプローチ。パソコンと運動不足で肩こり・腰痛に悩まされる私たちが、気になる「ネコ背」や「骨盤のゆがみ」を正常(ニュートラル)な状態へと導いてくれます。
ヨガとピラティスの違い
生徒さんからよく、「ヨガとピラティスの違いってなんですか?」という質問をいただきます。J・ピラティス氏がエクササイズを開発する際にヨガや太極拳を取り入れたため、「ピラティスとヨガは同じようなもの」と認識されているケースも多々見受けられます。しかし、実際に両方を体験してみると、その大きな違いに驚く人がほとんど。
ヨガとピラティスは、呼吸法の違いにより体の使われ方が大きく異ってきます。また、ヨガはポーズ(静止)をとりますが、ピラティスはつねに体を動かしているので、トレーニング的な要素の強い動きが多くあります。