ピラティス/ピラティスとは

ピラティスの基本動作……姿勢と呼吸法

今回は、ピラティスの基本姿勢や呼吸法を写真つきで解説します。モデルや女優さんの間でも根強い人気のピラティス。でも、「ピラティスとヨガとどう違うの?」なんていう疑問、たくさんありますよね。ピラティス入門ですっきり解消します!

TOMOKO

執筆者:TOMOKO

ピラティスガイド

ピラティスで期待できる効果:美しいボディと姿勢

ピラティスの基本姿勢・呼吸法を解説
 
思いのほかアクティブに動くピラティス。見ている分には単純な動きの繰り返しですが、やってみると想像以上に筋肉に効いてくる感じに驚く人も多いのではないでしょうか。

この効いている感じは、コアマッスルやインナーマッスルと言われる“深層筋”を使っているから。

同じような動きに見えても、アウターマッスルである表層筋を使って動くのと、インナーマッスルと言われる”深層筋”を使って動くのでは、効果や目的が全く異なります。

日常生活では意識して使うことがないインナーマッスルを整えるのが、ピラティスの醍醐味!

そして、そのピラティス効果を最大限活かすためには、正確な姿勢(ポジション)で呼吸と共に流れるようにエクササイズを行うことがポイントとなります。まずは「基本姿勢」と「呼吸法」をマスターしましょう。
 
<目次>
 

ピラティスエクササイズの基本姿勢

 
ピラティスの基本姿勢には、「ニュートラルポジション」と「インプリントポジション」の2つがあります。重要な基本姿勢です。

1. 骨盤のニュートラルポジション。
エクササイズのスタートは、骨盤を正しいニュートラルポジションにセットします。腹筋を使っておへそと背中を引き寄せ、腹部をまな板のように平らにし、骨盤を床と平行に保ちます。
 
 
2. 間違ったニュートラルポジションの例です
腰に過度な負担がかかるので、腰をそらせてはいけません。
 
 
3. インプリントポジション。
骨盤をやや後倒するポジションを「インプリントポジション」と言います。腹筋を使っておへそと背中を引き寄せながら、腹部が斜めのラインになるよう腰をマットに近づけ骨盤を後倒します。
※ニュートラルポジションより、さらにお腹がへこむ感じです。
 

ピラティスの胸式呼吸

 
アクティブに繰り返し運動を続けるピラティスでは、胸式呼吸を行います。肋骨や肩甲骨を意識するこの呼吸法は、姿勢の改善にも効果があります。

1. 両手を軽く肋骨に添え、おへそと背中を引き寄せ背筋を伸ばす。
 
 
2. 両手で胸の広がりを確認しながら、胸が大きく広がるよう息を吸う。
ろうそくの炎を吹き消すようなイメージで、口から息を吐き出す。胸の中にある風船を膨らませるように呼吸を繰り返します。
肩の力が抜け、胸の広がりを確認できたら、添えてある両手はひざの上へ下ろす。
 

・記事の内容は効果・効用を保証するものではありません。
・ポーズの目的は病気やケガの診断・治療・回復ではありません。
・エクササイズの最中に異変を感じたらすぐに休みましょう。
・妊娠中や生理痛がひどい方は医師に相談してから行ってください。
・事故やケガ等についてはオールアバウトは一切責任を負いかねます。ケガや故障のないよう十分に注意して行ってください。

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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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