ハワイ子連れ旅行も計画と準備をすれば安心!
子連れのハワイ旅行では、家族みんなが笑顔で過ごすことが一番! そのためには知っておきたい知識や情報もある
計画編1 そもそも何歳からハワイに連れて行けるの?
ホテルの廊下でハイハイしていた9カ月。離乳食はバナナや日本から持ってきたシーフード系のベビーフード(肉・肉エキス入りは持ち込み禁止)等でのりきりました
ヨチヨチ歩けるようになった1歳3カ月。食事は大人の取り分けやパン、フルーツ、ヨーグルトで
計画編2 パッケージツアーか? 個人手配旅行か?
レンタカーがなくても大丈夫!大手旅行会社では観光やショッピング、グルメなど旬なスポットを巡回するトロリーを運行
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ハワイツアーの選び方
計画編3 航空会社の子供向けサービスをチェック
赤ちゃん連れはバシネットが確保できれば、ママもずいぶん楽に
日本航空には、エコノミークラス後方にカーテンで座席を囲んだ女性専用パウダールームがあり、授乳スペースとしても利用可能です(日本発ホノルル便のみ)。個人モニターでは、ディスニーやドラえもんなどキッズ向けの映画が楽しめるので、幼稚園児や小学生のお子さんも退屈することなく過ごせます。
全日空webサイト「ANA HAWAII」より
<関連リンク>
- All About 家族旅行・子連れ旅行/子供とおでかけノウハウ 【国際線】飛行機会社の子供連れ便利サービス徹底比較
- 日本航空 国際線 赤ちゃん、お子さま向けサービス
- 全日空 小さなお子様連れのお客様 [国際線]
- 全日空 ANA HAWAII(エアバスA380情報)
計画編4 子連れハワイ ホテル選びのポイント
2つの温水プールとスパ、4つのウォータースライダーが施されたヒルトン・ハワイアン・ビレッジの「パラダイス・プール」。子連れハワイでは、大きなプールの有無もホテル選びの重要なポイントに
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準備編1 海外旅行保険には、必ず加入を!
海外旅行保険なら高額な医療費もカバー。家から空港までの道のりも補償の対象に
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準備編2 オムツ・ミルク・ベビーフードのハワイ調達事情
スーパーマーケットのベビーフードコーナー
■ オムツ(diapers)、おしり拭き(wipes)
アメリカでは、パンパース(Pampers)とハギーズ(Huggies)が2大オムツブランド。最近は、ハリウッド女優のジェシカ・アルバがプロデュースする肌に優しいオネストダイパー(Honest Diapers)も人気です。
ワイキキでの調達は、カラカウア通り西側のロングスドラッグスで。ABCストアでは一部のサイズのみ扱っています。アラモアナセンターのターゲット、フードランドファームズほか、スーパーマーケットへ出掛けると種類豊富に。
日本でおなじみのパンパースは、日本製に比べてゴワツキ感があり、香料付きのため敏感肌のお子さんはかぶれが心配です。ガイドは使えば減るものと割り切って、いつも使用しているものを持参しました。
また、日本では1歳前から使う「はかせる」タイプのパンツ型オムツは、アメリカでは種類が少なく割高。ハギーズの「Little Movers Diaper Pants」(サイズ3=体重約7キロ~)がそのタイプ。ほかは、ハギーズ、パンパースともに「pull up」と呼ばれる2、3歳用のトレーニングパンツになってしまいます。おしり拭きは香料付きと無香料の2タイプがあり、どちらもかなりウエットです。
■ 粉ミルク (formula)
飲み慣れたものを持参するのが一番ですが、万一の場合はスーパーで調達可能。エンファミル(Enfamil)、シミラック(Similac)が2大ブランドです。ただし、表示はccではなくoz(オンス 1オンス=29.573cc)なので換算が必要。調乳済みの液体ミルクもあります。
■ ベビーフード
ガーバー(Gerber)の瓶詰めが主流で、ワイキキのロングスドラッグスで購入できます。品揃えが良いのは、アラモアナセンターのターゲットとフードランドファームズで、こちらではオーガニックタイプも扱っています。オーガニックにこだわるなら、高級オーガニックストアのホールフーズ・マーケット各店へ。日本製のベビーフードは、ワイキキのミツワ(インターナショナル・マーケットプレイス内)で離乳食初~中期用を一部取り扱っています。
なお、アメリカでは肉、肉エキス入り食品の持ち込みを規制しています。日本からベビーフードの持ち込みを考えている方はご注意ください。アメリカの税関・国境警備局ウェブサイトに持ち込みに関する情報が掲載されているので参考に。
<関連リンク>
アメリカ税関・国境警備局 Bringing Agricultural Products to the United States(英語)
<DATA>
■Longs Drugs(ロングスドラッグス) ワイキキ店
住所:2155 Kalakaua Ave.(Googleマップ)
TEL:808-922-8790
営業時間:24時間
■Target(ターゲット) アラモアナ店
住所:1450 Ala Moana Blvd. アラモアナセンター マウカウィング(Googleマップ)
アクセス:ワイキキ・クヒオ通り山側バス停からザ・バス8・19・20・23・42番利用
TEL:808-206-7162
営業時間:8:00~23:00
■Foodland Farms(フードランドファームズ)
住所:1450 Ala Moana Blvd. アラモアナセンター エヴァウイング1階(Googleマップ)
アクセス:ワイキキ・クヒオ通り山側バス停からザ・バス8・19・20・23・42番利用
TEL:808-949-5044
営業時間:5:00~22:00
■Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット) クイーン店
住所:388 Kamakee St.(Googleマップ)
アクセス:ワイキキル・クヒオ通り山側バス停からザ・バス13・19・20・42番利用
TEL:808-379-1800
営業時間:7:00~22:00
準備編3 ベビーカーはどうする? 日本から持って行くと便利な持ち物
3歳頃までは、ベビーカーでのお昼寝タイムが大人の買い物タイムに
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持っていくと安心・便利な子連れハワイのアイテムをまとめました。
子連れハワイの持ち物リスト!日本から持っていくもの
機内編 子連れハワイの第一関門、機内での過ごし方
日本航空のチャルイドミール
■ 搭乗前は、空港のプレイルームで思いっきり遊ばせて
往路は空港のプレイルームで思いっきり遊ばせ、機内では早めに寝かしつけるのがお約束。普段の就寝時間に合わせたフライトを選ぶのも手。
■ バシネット(赤ちゃん用ベッド)利用は、早めのリクエストを
航空会社によって身長、体重など規定が異なりますが、バシネットを希望する場合は、設置場所に限りがあるので早めの予約を。ただし、バシネットが設置できる席はひじ置きが上がらず、不便に感じる時もあります。日本航空では、赤ちゃんにも1席取る場合、事前予約でチャイルドシートをレンタルすることも可能です。(一定の安全基準を満たしたものなら持ち込みも可)
■ ベビーミール、チャイルドミールも事前予約が必要
ベビーミール、チャイルドミールの対象年齢は、航空会社によってまちまち。リクエストの際に確認を。また、機内には紙オムツ(一部のサイズ)や粉ミルクも用意されていますが、数に限りがあるので緊急用と考えて。
■ 乾燥対策、冷え・暑さ対策は万全に
乾燥する機内では、保湿クリームを塗ったり、水分補給もこまめに。また、冷えや暑さ対策にカーディガンなど調整できる洋服を持ち込んで。薄いバスタオルが1枚あると、毛布や枕代わり等いろいろ使えて便利です。
■ 耳のツーン!対策も忘れずに
離着陸時の気圧の変化で耳がツーンとするのは、大人でもツライもの。耳抜きが上手にできないお子さんは、飲み物や飴、トローチのほか、年齢によってはガムを噛んで痛みの予防を。顎を動かすことで耳管が広がり、耳抜きと同じ状態になるそう。赤ちゃんには、おしゃぶりで対応を。また、痛くなってしまった場合は、蒸しタオルを耳に当てるのも効果的なので、おしぼりをリクエストしてみて。インターネット等では、気圧調整をしてくれる耳栓が販売されています。
■ 周りに迷惑がかからないよう、細心の注意を払う
赤ちゃん連れの場合、前後両隣の方に挨拶をするだけではなく、周囲に迷惑がかかることがないようパパ&ママは寝ずに乗り切るくらいの気持ちが必要。お子さんのゲーム機器の電子音や前席への振動(子供の足が当たらないよう)にも気を付けましょう。
なお、現在国際線航空機内へ持ち込みできる液体(クリーム、ジェルなど含む)が制限されています。ベビーフード、乳幼児用の麦茶、イオンドリンク、ミルクなどは必要量のみ持ち込み可能なので保安検査員に申告を。詳しくは、国土交通省ウェブサイトをご覧ください。
<関連リンク>
国土交通省 国際線の航空機客室内への液体物持込制限について
いよいよハワイへ到着! 授乳・オムツ替えスポットや子供にまつわるタブーなど、現地ハワイで役立つ情報を紹介します。>>> 子連れハワイ旅行のノウハウ・現地編
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