カラーサンドでサボテン……材料を揃えましょう!
カラーサンドでサボテンを楽しむ!
サボテン寄せ植えの材料は…
- サボテンの小苗数種
- カラーサンド(中粒)数色
- 根腐れ防止剤…珪酸塩白土(ミリオン)やゼオライトなど
- ガラスのフラワーベース(グラスでもOK)
サボテン苗のお値段にもよりますが、今回は全部そろえて1000円札でお釣りがでました。カラーサンドは2~3色でも可愛く作れますし、容器は手持ちのグラスも利用可能ですよ。
≪ここでワンポイント!≫
今回は苗抜き状態のサボテンを使いましたが、もちろん普通の鉢植えサボテンでもOK!
その場合は鉢からそっとサボテンを抜き、竹串などで根についた余分な土を落としてから植え込みましょう。
カラーサンドを敷きましょう!
色合いを見ながら、カラーサンドの層を作っていきます |
カラーサンドは、平らにならす必要はありません。
わざと傾斜を作って、カラーサンドの織りなす縞々を楽しんでみましょう!
≪ここでワンポイント!≫
カラーサンドは一度敷いてしまうと、「失敗した~!」と思っても色をより分けたりして直すのは大変です。
フラワーベースに入れる前に、カラーサンドを容器に入ったまま重ねてみて、あらかじめ色の重ね順をイメージしておきましょう。
サボテンを植え込みましょう!
トゲトゲに注意しながら、サボテンを植え込んでいきます |
小苗とはいえ立派なトゲトゲがついたサボテン、そのままさわったのでは痛いですよね。
大きめのピンセットや菜箸などを使って、植え込んでいきましょう。
画像では牛乳パックを切った紙バンドで苗を巻いています。
これなら紙バンドで巻いた苗を左手に持ち、菜箸で植え穴を調整する…と、両手が使えますよ。
植え込み手順は…
- 植え込む場所に菜箸などで窪みをつける
- 窪みに根腐れ防止剤を入れ、サボテンを植え込む
- 周囲のカラーサンドを寄せて苗を支える
小粒のカラーサンドを使用した場合
カラーサンドは粒が3ミリ程度のものでしたが、1ミリよりも粒が細かい場合、植えこんだ後に水やりをしても、なかなか水が染みこんでいきません。このようなときは、植え込み部分に一手間掛ける必要があります。手順としては…
- 底にカラーサンドを敷きこむ
- 植えこみ部分に仕切りを入れる…今回はクリアファイルをカットしたものを使いました。鉢底ネットを使っても良いでしょう。
- 植えこみ部分の底に、根腐れ防止剤を敷く
- 仕切りの外側をカラーサンドで埋めていく
- 仕切り上部までカラーサンドを敷いたら、仕切り内部に培養土を入れ、サボテンなどを植えこむ
- 上部をゼオライトなどで化粧して完成!
サボテンの管理方法
サボテン寄せ植えのできあがりです! |
できあがったばかりは、まだ根が張っていない状態です。市販品のように砂を固めているものではないので、サボテンに触れたり容器を倒したりしないよう、注意が必要です。
はじめの水やりは、サボテンの周囲の砂を落ち着かせる程度にしておきます。
その後は1~2週間に一度くらい、砂(培養土)が乾いているのを確認してから霧吹きか「つる首スポイト」など、細口の水差しなどで静かに水やりします。
水をやりすぎたりして過湿になると、根腐れをおこしてしまいます。
容器に水抜き穴がないので、水をやり過ぎてビショビショにならないよう気をつけましょう。
肥料はあまり必要ないのですが、今回は肥料分のない砂に植え込んだので、元肥として緩効性肥料を一つまみ鉢に置いておきます。(サボテン肥料の名前でも市販されていますが、マグァンプなどでもOKです。)
このとき、あまり苗に近づけないようにしましょう。
次の水やりはこの肥料にかけるようにすると、肥料成分が砂に溶け出します。
サボテンは、話しかけてあげると良く育つとか。
お天気の良い日は、一緒に日光浴を楽しむのも良いですね。
できあがった寄せ植えは「新しい家族」とか「新しいお友達」、そんな感じでつきあってあげてください!
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