ベランダガーデニングは面倒?DIYで簡単に始めよう!
楽しいベランダガーデニング。でも、モノを増やしたくないんだよなぁ…
そんなあなたには、モノを増やさず、土の始末も簡単なこんな方法をご提案します。
ベランダガーデニングにチャレンジ……鉢もDIYできる!
ホームセンターなどで入手できる米袋(50円~)。右は5kg、左は10kg用
そこでおすすめなのが「袋」。厚手のビニールや丈夫な紙の袋でも、1シーズンくらいなら、じゅうぶん鉢の代わりになります。ホームセンターなどで手に入る、お米用の紙袋はとっても丈夫なので、底の角を二箇所、斜めに切って水抜き穴にすれば、鉢として使えます。水をやっても大丈夫。もちろん、使用済みの米袋でもOK。野菜を植えるなら、10kg入りの袋がピッタリです。二枚重ねればさらに安心です。
土の袋をそのまま鉢に!
ミニトマトを植えてみました。写真は10kg袋二枚重ね
ゴーヤのネットがなくても
ネットがなければ麻紐で代用。ベランダの手すりと物干し竿を往復させる
ガイドの家のベランダでは毎年、手すりと物干し棹に交互に麻紐をくぐらせて、ここにゴーヤを這わせています。ワイヤーなども使わないので、設営も撤去もラクですが、ちゃんと緑のカーテンとして機能してくれます。洗濯物は、物干し棹をもう一本増設して、そこに干すか、ほかの場所を開拓します。
お手軽自作鉢乗せ台
袋の下にはすのこを。高くしたいときは、市販の脚をつける
ガイドの家のベランダは、コンクリート手すりなので、植物に日光が当たりにくく、そのためガイドはすのこに脚をつけて、日光が当たる高さまでかさ上げしています。すのこを乗せている脚はホームセンターで一個450円程度でした。すのこそのものは、1枚1000円くらいのものを半分にカットして使っています。つまり、この鉢乗せ台は、一個が(脚450円×2+天板500円)=1400円で作りました。古くなって傷んだら、鋸でカットすれば燃えるゴミとして処分できます。
土は袋ごと処分
シーズンが終わった鉢の土は、栄養もなくなり、土の組織が壊れて水はけが悪くなっているので、そのまま使い回すことはできません。残った根やゴミを取り除き、ふるいにかけて、腐葉土や、「土の再生材」などとして売られている土と混ぜ合わせて再利用します。しかし実際は、忙しくなってしまったりして、しばらくガーデニングができなくなることもあるでしょう。その場合は、鉢として使っていた袋ごと、燃えないゴミとして処分できる場合があります。詳しくは、住んでいる市町村に問い合わせてみましょう。
いかがでしたか? 住んでいる地域にもよりますが、5月下旬になっても、緑のカーテンは間に合います。もちろん、トマトや茄子でもいいんです。気軽に一鉢(一袋)から、試してみませんか?
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