増え続ける本の保管方法は? ベランダを書棚に……⁉︎

増え続ける本の保管……ベランダへ収納する方法も

増え続ける本の保管……ベランダへ収納する方法も

本の収納にお困りの方は多いようですね。今回は、「ガイドが苦心して編み出した(?)本の収納法」をご披露したいと思います。

世の読書家の皆様に比べて、大した読書量があるわけではありませんが、片付け下手な人のご多分にもれず、ガイドの家にも本はどっさり。ガイドの本とダン(夫)の本のジャンルがまったく重ならないのも、本が増える要因です。

面白かった本は人にあげたり、数をまとめて古本屋に売ったり、随時減らすようにはしていますが、どうしても持っていたい本というのは出てくるわけです。当然年々増えていく。困ったものです。

昔は、普通に書棚に並べていました。増えたら前後二段構成に重ねて並べました。後ろにある本が見づらく取りづらいのが難点ですが、まあまあ数は置けます。しかし、書棚が増えると、壁面を奪うので、狭い部屋が余計狭くなり、ほかの家具が置けなくなります。また、広い面積に、細かい字や、雑多なカバーの色や柄がごちゃごちゃと並ぶのも落ち着きません。

本やCDが広い面積(壁面)を必要とするのは、ひとえにその検索性を要する性質のためです。一冊一冊がまったく異なる情報を内蔵している本は、アクセス性が非常に重要ですから、短時間で探せるように、必ず背を見せるように並べなくてはなりません。すると、あまり重ねて置くことができませんから、どうしても広い面積が必要になるというわけです。
 

閉架式に挑戦するも失敗

しかし、蔵書のすべてを毎日読むわけではありません。ガイドは若い頃引越しが多かったのですが、引越し先で並べ直した本を、次の引越しまで1度も手に取らなかった、などということもありました。だからといってその本が不要なわけじゃない(資料として価値があるなど)のです。

そこで、アクセスが少ない本に関しては「閉架式」をとることにしました。大まかにジャンル別に分けて、ダンボールに中身を書いて本を入れ、押入れにしまいこんだのです。これで、表に出ている本は減り、お部屋もスッキリ。

ところが、閉架式はたちまち行き詰ってしまいました。「アクセスが少ない」と思い込んでいた本も、「あの1行だけ確認したい」などと、結局探す機会が多いことがわかったのです。そのたび押入れをゴソゴソ、重いダンボールを開けたり閉めたり。結局、閉架式は無理があるとしてやめてしまいました。
 

ベランダを書棚にして本を保管する人がいた

そんなある日、思い出したのが、昔仕事でお世話になっていた装丁家の方の本の収納法。その方は、お仕事柄どんどん本がたまります。しかし、中身を読みたいがために買った本ではなく、自分の仕事の蓄積として、モノとしての本をとっておきたいだけなので、書棚に並べて背を見せなくてもいいわけです。しかも、本は増え続け、仕事場は広くならない。

そこでその方がとった方法というのが、
「アウトドア用のコンテナに本を収納して、ベランダに積んでおく」
というもの。
初めて見たときは、
「ワッ、本を雨ざらしにしてる」
とびっくりしたものですが、このコンテナの防水性が高く、頑丈であることは後で知りました。(そうはいっても、蒸れたりしてカビが生えてるんじゃ
ないかなあと、内心心配でしたが)

それを思い出したガイド、さっそくホームセンターに走り、手頃なコンテナ(@1000~1500円)を購入。以前閉架式に分類していた本を収納してみました。さすがにベランダにではなく、寝室の布団置き場(洋間で押入れがないので、部屋の隅のスノコの上に布団を積んでいました)の下に並べました。
おお、スッキリ。しかも、布団をどければすぐに本を取り出せる。頻繁に使う本に関しては、従来通り開架式にして書棚に並べています。
 

コンテナ5個で900冊

一個のコンテナに入る本の数は、文庫にして約180冊。スチール本棚の一段で約50冊ですから、4段弱の収納力があるわけです。このコンテナは現在5つ並んでいますから、文庫にして約900冊入っていることになります。それが、書棚のように壁面を占有することなく、布団の下でおとなしくしていてくれることを考えると、なかなか空間の節約にはなっています。アクセス性もまずまず。
こコンテナはなかなかのすぐれものです。コンテナの利点は、耐荷重。小さなコンテナでも60キロ、80キロの耐荷重があり、踏み台にしても、同様に本を入れたコンテナを積み重ねても大丈夫です。ダンボールや単なるプラスチックケースでは、本の重みには耐えられません。本来なら、「アクセス性」と「体積を小さくする」を両立させるためには、「引き出し収納」がベストなのですが、本は重量があるため、引き出し収納には向かないのです。
 
コンテナ収納の効能のもうひとつは、書棚と違ってほこりがたまらないこと。ガラス戸付の書棚でないと、本にはすぐほこりがたまってしまいます(すっぽりカーテンをたらす方法もありますが)。このほこりを取る作業が減るだけでも結構うれしいものです。

そういえば、図書館勤務の友人が、図書館の避難訓練の模様を教えてくれたことがあります。地震が起きたら、真っ先に、
「書棚から離れてください!」
というアナウンスをするのだそうです。それほど、本の荷重というのは大きく、危険であるということでしょう。実際、昔引越しを手伝った読書家の友人のアパートは、本を収納していた押入れの床が抜けていました‥‥。

寝室に、背の高い本棚などを置くのは危険なので、頻繁に読まない本に関しては、ご紹介したような「ゆるやかな閉架式」にしてみてはいかがでしょう? デスクやテーブル、ベッドの下など、デッドスペースに置けば、古本屋のような部屋から脱却できますよ~。


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