散らかる原因はコレだった

散らかる家の共通点とは…?

散らかる家の共通点とは…?

私は整理収納アドバイザーとして、今まで、100軒以上(時間でいうと1500時間以上)の散らかった家の片づけ作業をしてきましたが、どの家にも共通する原因があります。収納がうまく使えない、片づけてもすぐに散らかる、その根本的な原因をご紹介します。思い当たる人は早めに改善が必要ですよ。
 

共通点1. モノが多い

散らかる家には様々な原因がありますが、根本は“モノが多い”ということ。その原因は大きく分けて2つあります。
 
【原因1】必要以上に買っている
モノが多い原因は、必要以上に買っているからです。例えば、暮らしに必要な洗剤だけでも、たくさんの種類がありますが、その全てに1本ずつストックを持つと単純に2倍のスペースが必要ですし、3本セットやケース買いなど大量に購入される人も多くいます。衣類も「安かったから」という理由で買いすぎて、結局着ない衣類がたくさんあるというパターンも多く見かけます。

【原因2】捨てられない
「思い出だから」捨てられないのも、よくあるパターン。もちろん思い出は必要ですが、今を快適に暮らせない状態をもたらすほどの思い出は必要でしょうか? 思い出と言い出すとキリがないもので、「これは学生時代の思い出」「これは昔よく着ていた服」「友人からもらったディズニーランドのお菓子の缶」など、だいたいどんなモノにも思い出はあるものです。

さらには、本来は廃棄すべきモノ(ゴミ)をたくさん溜めている例も……。まな板を汚すのがイヤだから牛乳パックを大量に洗って保管。実際に使って捨てればいいのですが、もったいないから再度洗って何回か使って……結局、溜め続ける人もいらっしゃいます。スーパーのレジ袋や紙袋も同じパターンですね。
 

共通点2. すぐに収納用品を増やそうとする

簡易的な収納用品を増やした事例

簡易的な収納用品を増やした事例

先ほどご紹介したように、買いすぎ・捨てられないなどといった理由でモノはどんどん増えてきます。ここで「収納スペースに入らないから処分しよう」と考えることができればよいのですが、散らかる家の住人は、収納しきれなくなると「収納場所を増やそう」と考えます。そして、安価で簡易的な収納グッズを買い足していくパターンを多く見かけます。

たんすの上にも収納ケースを積み上げ、さらに、その上に段ボールや箱などを天井付近にまで乗せている家も! 空いているスペースがあると、「何か収納しないともったいない!」と、強迫観念にも似た気持ちを抱く人もいます。すぐに収納スペースを増やそうとする人は要注意です!
 

共通点3. どこに何が入っているかわからない

同じ物をたくさん買いすぎてしまった事例

キッチンばさみ、しゃもじ、お玉……同じモノをたくさん買いすぎてしまった事例

そうやって収納場所を増や続けていると、次第にどこに何が入っているのか把握しきれなくなってきます。モノの量が多く、収納する場所は複雑化し、探し出そうとすると他のモノまで取り出す必要があり、さらに散らかってしまうことに……。

こういう状態になると、収納場所のどこに何を入れたかわからず、かといって探すのは大変だからと追加購入してしまい、その結果、さらにモノが増える悪循環に陥ってしまいます。
 

解決策は、ただ1つ!

この悪循環を断ち切るためには、モノを一度減らす必要があります。

モノを減らす作業は、増やす手軽さに比べて大変な労力が必要ですが、いつか実行しなければモノはどんどん増え続けていきます。自分で管理して使いこなせる量にとどめることが、非常に大切なこと。

スペースに限りある住空間に不要なモノを収納し続けるのは、場所と労力とお金のムダ遣いです。最低限必要なモノだけでも、たくさんあるのですから!

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