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究極のコラーゲンスープ鍋レシピ……美人御用達!

毎日食べたい低カロリーの野菜がたっぷり、美しくなれる要素がいっぱいで、その上とても美味しい。手軽に作れる「コラーゲンスープ」を使った鍋料理レシピをご紹介します! 作るところから食べるまで、ぜひ楽しんでみてくださいね。

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド

コラーゲンスープ鍋レシピ

コラーゲンスープ鍋レシピ

<目次>
 

ぷるぷるコラーゲンスープがダイエットに効く理由

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加熱するとじわじわ溶け出す、コラーゲンスープのゼリー。良質なたんぱく質がたっぷりな上、深い旨みを加えてくれます
鍋の手前に入っている、ぷるんとしたキラキラゼリー。何だかわかりますか?これこそが鶏の旨みと良質のタンパク質(コラーゲン)がぎゅっと詰まった低カロリーで美味な「コラーゲンスープ」です。

最近良く耳にする「コラーゲン」とは、カラダに最も多く含まれるタンパク質のことなんです。組織や細胞をつなぐ役割や、傷口を早く治し細胞を増やし、皮膚の若返りや肌の保湿効果をしている大切な成分。いわば私たちのカラダの皮膚、骨、軟骨、血管、内臓、目、脳などをつくっています。例えば体重50kgの人なら1.6~3.2kgがコラーゲンでできていて、1日に2g以上摂ると良いとも言われています。
 
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デザートで食べるゼリー。ここに使われているゼラチンもコラーゲンから作り出した良質のたんぱく質がたっぷりなんです。
最近の研究では、コラーゲンを継続的に摂ると体内のコラーゲンの合成に効果がある事が分かってきました。食べ物から摂る上質なタンパク質と、コラーゲンの吸収を高めるというビタミンCを同時に摂れば効果アップ!タンパク質はカラダの代謝を良くして、脂肪を燃やしてくれる働きがあります。

■コラーゲンスープ鍋がスリム美人に効く3つの理由
  • 良質のタンパク質(コラーゲン)が豊富で、脂肪燃焼とカラダのコラーゲン合成が推進される。
  • 野菜が美味しく食べられて、コラーゲンの吸収を高めるビタミンCが同時に摂れる。
  • 最後にシメの一品を食べても1人前約500kcal以下と低カロリー。

【参考文献】
梶原葉子『食品原料としてのコラーゲンの機能と応用』Fragrance Journal,7月号,58-64,1997より
【出典】
ゼライス株式会社ホームページ、『ゼラチンライブラリー』より
キッコーマンホームページ、『健康コラム&レシピ』より
日本美容化学株式会社ホームページより

まずはスープの作り方です。今回は鶏から濃厚なスープをとり、市販のゼラチンを使って固める方法をご紹介します。ひと手間かかりますが、冷蔵庫で3日は保存できますし、多めに作ったらカレーやシチューにも使ってもコクが出て美味しくなります。
 

スリム美人を目指せる! コラーゲンスープの作り方

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スープにゼラチンを加えてさらにコラーゲンアップ!つやつやの見た目だけでも鍋の楽しさを倍増させてくれます!
数時間前~前日に作っておくと便利。
■材料(鍋 約2回分)
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材料は鶏の手羽先と香味野菜のねぎと生姜。これをコトコト煮込むだけでOKです
  • 鶏肉(手羽先とガラ)計700g
  • ねぎ(青い部分)2本分
  • 生姜(スライス)1かけ分
  • 水 2L
粉末ゼラチン(仕上がりにいれる)10g
 
1.材料を煮込みます
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ゼラチン以外の材料を全て入れます。時間のある時に作っておくと便利!

大きめの厚手鍋に材料をすべて入れて、沸騰するまでは中火、沸騰したら弱火にして煮込みます。時間の目安は沸騰後90分で、分量目安は3/4量になるまで。生臭くなるので蓋はしないでくださいね。

2.熱いうちに濾します
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あらかじめ大きな肉片は取り除いてから濾すとはねにくくなります。
脂と骨などの異物を取り除くため、熱いうちに布で濾します。

※スープは温度が高く、やけどの原因となりますので十分注意して作業してください。

3.ゼラチンを加えます
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あらかじめ水でふやかすタイプの場合は、商品の表示にしたがってください。(写真は80℃程度で溶ける粉末ゼラチンを使用しています)
ゼラチンを加えて、ホイッパーなどで丁寧に混ぜ合わせます。

4.容器に流して冷やします
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あら熱がとれたら、冷蔵庫に入れましょう。

もちろんこのままスープとして使用することもできますが、鍋料理を楽しむためにも、一度冷やし固めます。

これで鍋のスープはできあがりです。1.5kg分ができているのが標準。このスープは100gあたり9.4kcalと、低カロリーなのが魅力です。
 

材料を準備して究極の鍋を楽しむ

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もうすぐできあがり! 彩りよく盛り付けしましょう。
スープが濃いので、野菜や豆腐が美味しく食べられるのが特徴のコラーゲン鍋。家庭では、野菜ときのこは好きなものをたっぷり使ってください。これらを増やしても、カロリーは微量です。

ただしダイエットのためにも、肉と魚介類の入れすぎにはくれぐれも注意。脂質の多い食材を入れると、すぐにカロリーオーバーになってしまいます。

オススメ材料と目安分量をご紹介します。
■材料(3人前)
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野菜を中心に。きのこの種類を増やしたり、ほうれん草や春菊などの野菜をいれるのも美味しいですよ。
  • コラーゲンスープ(2Pを参照)……750g
  • 白菜……1/4個分
  • 水菜……3株
  • 油揚げ……1枚
  • 舞茸……100g
  • 豆腐……1丁
  • 春雨……30g
  • 肉団子のタネ(次を参照)


    肉団子タネの作り方(3人前)
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    材料を混ぜ合わせるだけでカンタンにできます! 脂のない鶏挽肉でもOK
  • 豚赤身挽肉……300g
  • 葱(白い部分のみじん切り)……20g
  • 人参(みじん切り)……20g
  • 片栗粉……小さじ2
  • たまご……1個
  • 砂糖……小さじ1
  • 醤油……小さじ1
これらの材料をすべて混ぜ合わせればできあがり。スープに入れながら加熱しても良いし、別に茹でてから使ってもOK。浮いたら火が通って食べごろの合図です。

野菜は食べやすくカットしてください。スープと材料を煮立てて、火が通ったらいただきます!
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どれも火が通りやすい材料なので、一気に煮込んで大丈夫です。
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つけダレのおすすめは、おろしぽん酢。アクセントにゴマや七味を入れるのがオススメ



■あたりゴマたっぷり&七味で味わうアレンジ
シンプルスープなだけに、風味を添えると一段と美味しくなります。特にオススメなのがこのすりゴマと黒七味。野菜も肉団子もより風味アップ!

あたりゴマは大さじ1杯あたり約90kcal。大さじ2杯程度までを目安にしてください。
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すりゴマと黒七味をいれると、一段と美味しさアップ。カラダも温まります。
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美味しい食べ方として、すりゴマをたっぷり入れて、煮えばなに香りの良い七味を振って食べるのも美味しいですよ!
 

シメに食べるならコレ! 具材別カロリー比較

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煮る前の100kcal量は、目で見てこれくらい。
鍋料理といえば最後にシメの一品を食べたくなるもの。ダイエット中でもこのお鍋なら、シメを食べてもOKです!

コラーゲンスープ鍋におすすめなのはこの3種類。写真はどれも100kcal分です。
  • ご飯……60g(おにぎりサイズ 約2/3)
  • 春雨……29g
  • ゆでうどん……100g(1/2人前強)

■100kcal分の雑炊・春雨・うどんの量はこれくらい
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天然塩や醤油で味を調えると、更に美味しくなります。
目安はちょうどご飯茶碗1杯分です。この程度の量であれば安心して食べてOK。

旨みのある低カロリーのスープで野菜がたっぷり食べられて、コラーゲンも摂れるし、カロリー高めの具材に頼らなくても、美味しく食べられます。最後のシメまで食べておなかがいっぱいになってもいつもの食事より低カロリー。

作るところから食べるまで、ぜひ楽しんでみてくださいね。

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※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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