年間3万本、ここでしか飲めないブサコワイン写真をクリックすると次の写真に進みます白・赤ともに揃うブサコワイン。スタッフは自信たっぷりに運んできてくれた写真をクリックすると拡大しますブサコパレスにあるワインセラーでは今もラベル付けなどを行っているブサコワインの歴史はホテルの歴史とほぼ同じ、1917~1922年頃のこと。生みの親はホテルの創始者でもあるアレクサンドラ・デ・アルメイダ氏です。現在は、ワインは同系列のホテルであるクリアパレスで造られ、ブサコパレスのワインセラーに保管されています。ワインセラーを見せてもらうと、それほど広くないセラーのなかで2人の女性が丁寧にラベルを貼っていました。実はこのラベル、当時からまったく変わっていないのだそう。セラー内には数々の年代物のワインがあり、なんと1927年モノまで!(飲めるかは疑問ですが……)ブサコワインが飲めるのは、アルメイダ家が経営する6つのホテル(ブサコパレスを含む)のみ。実際に私もいただいてみましたが、適度な酸味と甘味のする優しい風合いで、土地の料理との相性も抜群です。1本20ユーロ前後と値段も手ごろ。どうして一般に流通させないの? と聞いてみると、年間3万本程度しか作れないから難しいのだと教えてくれました。Hotéis Alexandre de Almeida (アルメイダ系列のホテルHP)次のページでは、この土地の名物レイタオンをいただきます。前のページへ12345次のページへ