4/6 全品500円以下！シンガポールの絶品グルメ [グルメ・各国料理（海外）] All About

名物朝ゴハン「カヤ・トースト」食べ比べ！

各店舗ではオリジナルのカヤジャムも販売している。お土産にも最適シンガポーリアン気分で一日を始めるなら、ぜひコピティアムで朝食を。コピティアムとはいわゆる喫茶店のこと（同名のフードコートもありますが）。そしてコピティアムで食べたいのが、ローカルにも根強い人気の伝統的な朝食「カヤ・トースト」です。

カヤ・トーストとは炭火焼きしたトーストのなかにカヤとバターを挟んだもの。カヤとは、卵・砂糖・ココナッツミルク・パンダンリーフで作られたシンガポールのオリジナルジャム。かなり甘めですが、バターの塩味とまざると絶妙な風味を醸し出します。ここではとくに有名な2軒をご紹介しましょう。

1軒目「ヤクン・カヤ・トースト」（Ya Kun Kaya Toast）

炭火でカリカリに焼かれた薄切りのパン。コーヒー・半熟卵付きでS$3.7

昔ながらの雰囲気を味わえる本店1944年に屋台村の一角にかまえた店からスタートした老舗のコピティアム。いまではシンガポールをはじめ、韓国・台湾・日本などアジア各地に50店以上もの店舗を展開する企業に発展しました。カヤ・トーストは温泉卵のような半熟卵と味わうのが定番。卵はそのまま食べてもよいですが、お店の人いわく「塩・こしょう・しょうゆをたらしてパンにつけて食べるのがオススメ」とのこと。

■ヤクン・カヤ・トースト

所在地：18 China Street
交通・アクセス：MRTラッフルズ・プレイス駅から徒歩7分。Far East Square（ファーイーストスクウェア）の一画
ＴＥＬ：6438-3638
時間：月～金曜7:30～19:00、土・日曜8:00～17:00、祝日休み
予算：S$1.7～
ウェブサイト：Ya Kun Kaya Toast（日本語／英語）

2軒目「キリニー・コピティアム」（Killiney Kopitiam）

厚めのパンが特徴的なキリニー・コピティアムのカヤ・トースト（S$0.8）

ココナッツゴハンとおかずのセット「ナシ・レマ」（左）と魚のすりみにココナッツなどを練りこんだ「オタ」（右）こちらも1919年オープンという老舗のコピティアム。カヤの味は卵の味が強めで、個人的にはかなり好み。またカヤ・トーストのほかに、チキンカレーやナシ・レマなど食事メニューも充実していており、休みの日ともなれば家族連れで朝からにぎわっています。シンガポールらしいヘルシーなデザートも各種そろい、なかでもロンガンやハスの実など6種の具を入れたスープ「六宝糖水（Six Treasure）」は見た目にも美しい一品です。

■キリニー・コピティアム