フィジーの意外な名物料理とは?
地元の人も観光客も集まるナンディ・タウン |
そんなわけで、フィジーでは本場さながらの本格的なカレーを味わうことができます。実際、フィジー在住の日本人やフィジーに詳しい人たちに「フィジーのオススメグルメは?」と聞いてみると、みんな必ず「インド料理」を挙げていました。町中にはインド料理屋さんもたくさんありますし、リゾートホテルの日替わりビュッフェにはたいていカレー(インド料理)の日があります。またインド人のお宅で実際にカレーを教わるクッキングツアーなどもあります。
インドムード満点! インディアン・ナイト
スパイスをたっぷり使ったカレーが並ぶ(左)。チキンやエビを焼いてくれるグリルコーナーなどカレー以外のメニューも充実(右) |
今回はいろいろなカレーの味を一度に試すべく、ソフィテル・フィジー・リゾート&スパで毎週金曜日に開催されているインディアン・ナイトへ。
会場はホテル内にあるビュッフェ・レストランのLagoon(ラグーン)。ここでは朝食やランチも取ることができるのですが、時間帯によってポスターを張替えたり、ディナーのテーマに応じた飾り付けをしたり、内装が微妙に変化しています。インディアン・ナイトのときは棚の上にたくさんのスパイスが並べられ、スタッフは全員サリーを着て、インドムードを盛り上げます。もちろんBGMはインドミュージック。
カレーはチキン・ラム・フィッシュ・ベジタブルの4種類。どれもスパイスがしっかり効いているのは同じですが、味はまったく違います。カレーのほかにもタヴァで焼いたロティ(インドのパン)やパニプリ(揚げパンのようなもののなかに、コリアンダーやポテトなどを詰めて食べるインド料理)などのインド料理やインドスタイルのデザートも楽しめます。
ちなみにこのインディアン・ナイトに限った話ではありませんが、基本的にリゾートホテルのビュッフェではソフトドリンクは無料、アルコールは有料です。
次のページでは、フィジー第3の町、ナンディを歩いてみます。