女神ガンガーの降臨伝説

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ガンガーと少女
聖なる大河ガンガーと少女。©牧哲雄


ヒンドゥー教3最高神のひとつヴィシュヌの足指より流れる女神ガンガーは川となって天界を巡り、世界を美しいままに浄化していた。

一方地上では、仙人カビラに馬を盗まれたと思ったサガラ王が、6万人の息子たちに命じてカビラから馬を取り戻すよう命じる。地下深くにカビラを見つけた息子たちだが、カビラは目から炎を出して全員を焼き殺してしまう。

サガラの孫アンシュマットは6万の魂が浄化されていないことに心を痛め、遺灰を探し求めてついに地中に発見する。アンシュマットの孫にあたるバギーラタはその遺志を継ぎ、ガンガーなら魂たちを鎮められると修行を行い、神に嘆願する。これを見た最高神ブラフマンはガンガーの地上への降臨を認めたが、ガンガーの水流が大地を破壊してしまう恐れから、もうひとりの最高神シヴァに大地が割れないよう頼むことになる。

シヴァは天から降り注ぐガンガーの流れをヒマラヤの聖山カイラス(カイラーサ)に座して頭で受け止める。頭に落ちた川の流れは髪をつたって地上に流れ、その流れは6万の魂に触れるとたちまちこれを浄化した。

こうしてガンガーはガンジス川として地上を流れ、人々の魂を救済するようになる。

※以上の伝説には別説もあります。

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