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皮膚科美容外来医に聞く!肝斑(かんぱん)(3ページ目)

気をつけていても、できてしまう『シミ』。知っていましたか?シミも種類ごとに治療法が違うこと。今回は、大学病院の皮膚科美容外来医 小西奈津子先生にシミの種類と、最近話題の肝斑についてお話を伺いました。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

肝斑の正体とは?

過剰なケア
過剰なケアで肝斑を作ってしまっているのかも

---肝斑という名前から、肝臓が関係しているようなイメージがあるのですが。

肝斑という名前は、「シミの色が肝臓に似ている」と昔の人がつけた名前と言われているんです。本当は、肝斑と肝臓は関係ないんです。それに、実際は肝斑の色と肝臓の色も、ちょっと違うんですけどね。


---では、肝斑ができやすいのはどんな時でしょうか?

肝斑は30~40代の女性に多くて、閉経を機に減ってくると言われています。また、妊娠をきっかけに肝斑が出てくることも多いので、女性ホルモンと関係が深いと考えられているんですよ。肝斑が増える年代は30~40代ですが、私が診察した中での最年少は25歳でした。

肝斑をできやすくする要因と考えられているのは
・ホルモンバランスの乱れ
・紫外線 ・ストレス
・妊娠 ・合わない化粧品
・経口避妊薬 ・過度のマッサージ

化粧品やマッサージなど、きれいになるためにやったことでも、お肌の負担になることがあるので、正しいケア方法を知ることが大切ですね。

---若くても他人事ではないってことですね。
続いて、小西先生の美肌の秘訣に迫ります。
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