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皮膚科美容外来医に聞く!肝斑(かんぱん)(2ページ目)

気をつけていても、できてしまう『シミ』。知っていましたか?シミも種類ごとに治療法が違うこと。今回は、大学病院の皮膚科美容外来医 小西奈津子先生にシミの種類と、最近話題の肝斑についてお話を伺いました。

小浦 ゆきえ

執筆者:小浦 ゆきえ

ダイエット食品・サプリガイド

すぐわかる!肝斑の見分け方


---最近、肝斑(かんぱん)というシミが話題に上ることが多いのですが、シミにも色々な種類があるんですよね?

そうですね。シミにも種類がありますし、種類によって治療方法も違ってきます。まず、ちょっとこの図を見てみてください。
シミの種類

この中でよく知られているものと行ったら、(c)の雀卵斑(じゃくらんはん)、別名ソバカスです。あとは、紫外線に当たってできるシミが(d)の日光性黒子(にっこうせいこくし)。そして、ニキビや怪我の跡が残ったのが(e)の炎症後色素沈着です。
肝斑は(a)(b)で、特徴としては左右の同じような場所にあらわれるもやっとした(ふちがはっきしりていない)シミです。(f)のように左右の同じような場所にあっても、対称性メラノサイトーシスというアザの一種の場合もあるので、気になる方は肝斑シンプルチェックを用意しているので、ぜひ試してみてください。


---同じように見えるシミですが、治療法は違うんですか?

『シミ=レーザー治療』というイメージが浸透しているみたいで、私のところに、「先生!このシミにレーザー当ててください!」ってやってくる患者さんも多いんです。でも、シミは種類によって治療法も違います。肝斑はレーザーを当てると濃くなってしまうので、レーザー治療をやってはいけないシミなんですよ。
皮膚科医の中でもシミに関する知識に差があるので、それを知らずにレーザー治療をして、効果が出ずに悩んで、うちに治療にやってくる患者さんもいるくらいなんです。

---肝斑は他のシミと違った治療法が必要なんですね。
そんな肝斑についてさらに詳しく伺ってみました。
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