日本でもフランスでも、お天気は、会話の始まりには欠かせない話題です。フランス語での基本的なお天気の言い回し、ちょっと変わったおもしろ表現などしっかりマスターして、会話に彩りをもたせましょう。
すでに基本形をマスターされている方は次ページの「おもしろ言い回し編」へどうぞ。
基本形をマスターしよう!
会話の始まりはお天気の話題で。 |
これらの表現は、Il fait chaud.(イル フェ ショ/暑い。)、Il fait froid.(イル フェ フロワ/寒い。)と寒暖について述べたり、Il fait chaud et humide.(イル フェ ショ エ ユミッド/むし暑い。)のように、いくつかの単語を組み合わせて使うこともできます。さらに、無冠詞の名詞と組み合わせてIl fait jour.(イル フェ ジュール/日が出て明るい。) Il fait nuit.(イル フェ ニュイ/日が暮れて暗い。)などの言い回しも可能です。
今日の天気には、何が「ある」?
雪のパリ |
上記のように「Il y a」を使った表現は、多くの場合、冠詞+名詞の部分を先ほどのIl faitにくっつけて使うこともできますので、「できるだけ覚えるのは少なく!」という節約派の方はそちらで覚えておくのも一つの作戦です。
基本動詞もいくつかマスターしておこう!
例えば、「雨や雪が降る」と言いたいとき、これまで覚えた表現を使って、Il y a de la pluie. (イリア ドゥ ラ プリュイ/雨が降っている)、Il y a de la neige. (イリア ドゥ ラ ネージュ/雪が降っている)ということも可能ですが、どうせなら動詞も覚えておきたいところです。非人称のIlと組み合わせた活用を1パターン、原形と共に覚えておけばたいていの場合は大丈夫ですので、いくつかリストアップしてみましょう。上にあげた4つの動詞の原形は、pleuvoir(プルヴワール)、neiger(ネジェ)、grêler(グレレ)、tonner(トネ)です。これらの原形を、近い未来を表すIl va(イル ヴァ)と組み合わせれば、Il va pleuvoir. (雨が降るだろう。)という風に未来のことが言えますので、あわせて覚えておくと便利ですね。また、未来形ではありませんが、Le ciel est dégagé.(ル シエル エ デガジェ/晴れている。)という言い回しも、頻繁に使われるものですから、しっかり覚えておきましょう。
次ページでは、「おもしろ言い回し編」をお届けします。